ただの酔っぱらい

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*写真は、湖に映っている山ざんす。パタゴニアざんす
◆昨夕、山を下りた。まだ、めっちゃか明るい時間だった。
 郵便局の脇の道で、オバサンが携帯を耳に当てたままヒステリックな大声で、よその家の垣根を蹴飛ばしていた。バキッ・・・・。・・ぼこっ・・・・。べこッ・・・。
「あんたが金入れないから悪いんじゃない!」
 ベキベキ・・・・。
「なにもかも、あんたのせいじゃない!」
 ビシッ、バシッ・・・・・。
「きーッ! どうしてそんなこというのよ!」
 もっと、聞き耳を立てていたかったが、叫びまくるオバサンと視線が、ふいにぶつかったので背を向けて歩き去った。

◆つぎは信号待ちのコンビニの前だった。こっちは作業ズボンをはいたオッサンだ。
「だから頼みますよ。前回と同じように切ってくださいよ」
「え、なんですか? いや、そりゃ勘弁です。こっちは早く入金したいんですから。だから割安の請求してるんじゃないですか」
 ……ふうん、そういうことか。わたしは歩き去る。

◆立ち飲みの直ちゃんの店で、中生を注文したときだ。
 作業ズボンをはいた自動車修理工場のオヤジがやってきて、大生を注文して、ぐびり。
「かー、まいった700円損したよ」
 と、仲間に愚痴る。
「1000円じゃねえじゃん。1700円だったよ。嘘じゃねえの」
 と、オヤジは口のまわりにビールの泡をくっつけて言葉を重ねる。
「なんていったんだよ?」
 仲間のオヤジが、串刺しの肉を食いちぎりながら聞く。
「スポーツ刈りにしてくれっていったよ。それで1700円だ。損したな700円。おれもせこいかな。700円ぐらいで……」
「カットっていわなかったからじゃねえか」
「はあ?」
「スポーツ刈りっていったから1700円だったんじゃねえか」
「……え、そうかい?」
 700円にまつわる話が延々とつづいていた。

◆わたしはその店で、中生一杯と日本酒を一合飲んだ。
 つぎの店で焼酎の水割りを4、5杯は飲んだかもしれない……。
 そのつぎの店で、日本酒を一合飲んだような気がする……。
 そして、そのつぎの店は「costa de le sol」だった。
 参加者は、大ちゃん、牧野さん、桔梗子さん、由紀ちゃんだった。いつの間にか、わたしの前に彼らが座っていたのだ。まるで、よその世界からワープしてきたみたいに。

 そして、ワインを飲んだ。

 結果は……?


 酔っぱらっちまったよ~。
 アハアハアハ・・・・・・(おれは、「せんだみつお」じゃないっちゅうの)。
 なにを話したのか、さっぱり覚えちょりましぇ~ん。 

 軽い二日酔いの朝……自業自得。

 そして本日は人形町まで繰り出して食事会です。

 酒、控えよッ。
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by kingminoru | 2009-07-08 09:06 | 小説家(小説)