タクシー運転手の暴言
◆高原の風だった。
今朝の散歩のこと。昨夕の雷雨がもたらしたのか、じつに快適な朝だった。
◆近所を席巻しているタクシー会社が2社ある。
三和交通とスタジアム交通。
この運転手同士が激しくやり合う。
深夜の駅前で、スタジアム交通が駅改札の反対側につけていた。
客は駅改札側に立っていた。
いきなり激しいクラクションが鳴り、三和交通の運転手がおりて、
「おい、なに考えてんだ! 客は向こうで待ってんだろ! おめえが動かねえと、こっちは車出せねえんだ! ぼけっとしてんじゃねえよ」
怒鳴られたスタジアム交通の運転手は、速攻で怒鳴り返した。
「なんだおめえは! 喧嘩売ってンのか!」
「いいから早く出せよ」
スタジアム交通は一応、駅改札側にまわり、客を乗せたが、窓を開けてなおも怒鳴る。
「ふざけたこといってんじゃねえぞ! 馬鹿野郎が! 顔覚えてるからな!」
「なにいってやがんだ。ボケッ!」
おお、これで両者、車降りて殴り合いをやるかと思っていたが、スタジアム交通はさすがに客を乗せていたので走り去った。
それにしても先に怒鳴って注意した三和交通は、言葉の使い方を知らない。
あれは明らかに暴言である。
もう少しやわらかくいったら、ああいう後味の悪いことにはならなかったはずだ。
もし、「向こうに客がいるから、まわってくれないかな」ぐらいだったら、スタジアム交通も「ああ、すみません」で、終わったかもしれない。
60面下げたオヤジ運転手の怒鳴りあいはみっともない。
客も敬遠するだろう。
ああ、今日もパソコンの前にしがみつく。
by kingminoru | 2009-08-25 06:29 | 人間関係