グラン・トリノ
◆「アニー」
横断歩道を渡ってしばらくしたとき、背後から女性の声がした。
振り返ると、マーちゃんだった。こんなに早くどうしたのかと聞けば、目が覚めてしまったので散歩だとおっしゃる。公園で体操をやっているので、参加するらしい。
しかし、マーちゃんの声は若い。20代ぐらいの声だ。
ひとまわりして帰路についていると、今度は森岡さんがひょこひょこやってきた。
どうしたんですと聞けば、散歩がてらコーヒーを飲みに行くそうな。
いやはや、あんな早い時間に、立てつづけに知り合いに会うとは思わなかった。
◆昨日はゲラに没頭しておりました。それだけです。
◆で、いきおい映画の話。
クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」――。
久しぶりによい映画だったというのが総評。★★★★☆
イーストウッド扮するウォルト・コワルスキーの隣に、アジア人家族が越してくる。その隣人とはしっくりいかなのだが、徐々に溝を埋めていく。そのなかで、隣家にいたずらの過ぎる悪ガキどもが押しかけてくる。
ウォルトは隣家の息子と娘を庇うが、悪ガキの悪さはエスカレートする。そしてついに、キレる。
もち、それまでの過程にはいろいろとあるのだが、割愛――。
ラストは、朝鮮戦争で何人も人を殺し、フォード社で自動車工をやっていたロートルおやじウォルトが立ちあがる。
その結末は……(これから先は観てからの楽しみということで)
それにしても、クリント・イーストウッドはいつまでもかっこいい。
◆近いうちに別の映画の話もしよう。
◆本日も、ただ仕事。
by kingminoru | 2009-09-23 07:01 | 映画