新人賞について少し

■原稿のチェックをしていたら、またもや画面が真っ黒に。
 こんなときはドキッとする。冷や汗だ。そろそろパソコンの寿命が来たか?
 もう3年は使っているからな。強引に電源を切って、ブーストしたら、あれー、今度はワープロ入力がうまくできない。これもヒヤヒヤだ。
 あれこれ迷う前に、セットアップをし直したら元に戻った。胸を撫で下ろす。
 ようやく原稿を完成させた。もう今日は仕事はやめ。忘年会だし。

■それにしても某サイトを覗いていたら、何とまあ小説家になりたいという人の多いことか。そんなに小説家になりたいのか? まあ、おれも昔はそうではあったが、そんなに簡単になれるもんじゃないんだよねえ。
 ある作家志望者が、ある高名な作家の作品を読んで、こんなことをいっていた。
「わたしはあのレベルの作品は書いているのですが、きっと選考で落とされるのは、下読みをする人や選考をする人の目がないからだと思う。賞は運もありますよね」
 この作家志望者は、某新人賞に何度か応募して落とされつづけているらしい。
 だから、悔し紛れにそんなことを書いたのだろうと思うが、大間違いだ!
 プロの作家は自分が人と同等のレベルなどということは考えない。そんなものは比べようがないから書けないし、公言もできない。作品は一作一作違うし、作家は個々に個々の持ち味と独創性を持って書いている。
 実際プロになって、同業者の作品を味わうように読むと、それは自分には書けないものをみんな書いているし、表現しているのである。名前だけでとか、勢いで作品を発表できるということもなきにしもあらずだが、これから作家の登竜門をくぐろうとしている人が、自分が選考で落とされたことを、選考委員のせいにしてはまだまだ修行が足りない。
 愚痴をいう前に、いかに選考委員の目を釘付けにできるかということを考えたほうがよいだろう。愚痴をいう前にやることはいっぱいあるはずだ。
 時間がないという人もいるが、それを愚痴にして公募するならやめたほうがいい。おそらく時間がないという人は、ずっと時間を作れずに一作も完成させることができないだろう。時間がないから、書けないではなく、時間を作るのですよ。
 ああ、説教じみたことを書いちまった。ゴメンゴメン、ワーカーホリックのオヤジだから許してくれ。
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by kingminoru | 2004-11-28 15:10 | 小説家(小説)