乱読終了

◆午前4時10分起床。
 最近、戴いた本や自分で買った本が山積みになっているのに気づく。
 というか、なるべく見ないようにしていたのだが、さすがに積もり積もって山になっていた。
 それらを片づけるべく、片端か乱読していた。
 乱読といっても、ちゃんと読む。
 読んだ本を片づける場所がない。もう我が書斎は本と原稿で埋まっているし、スペースがほとんどない。
 本は我が寝室にまで浸食をつづけており、テラスの向こうにある書庫はカミサンがいろんなものを突っ込んだので、使えなくなっている。
 そのうち、本は廊下やリビングに攻撃をかけるかもしれない。
 それはそうと、乱読本の中身だが、ジャンルが広い。和洋折衷ごちゃ混ぜ。現代ものから時代もの、翻訳もの……。冒険小説、時代小説、歴史小説、中間小説、ハードボイルド、純文学、推理小説etc。
 つまらないもの、おもしろいもの、いろいろ。
 おもしろい作品に出会うと、脱帽したり、軽い嫉妬を感じたり、眩暈を覚えて倒れそうになったり、吐きそうになったり、勉強になったり、感激したりする。
 つまらんものに出会うと、内心がっかりする。知っている作家の作品だと、もう少し何とかならんものかと思う。そして、我が身を振り返り慄然とする。
(おれの本はおもしろいのか? この域を超えているのか?)
 まあ、そういうことは毎日心の片隅にあり、どうにかしなければならない、もっと趣向を変えて読者に訴えるものを、読者が手放しでおもしろいといってくれる作品を書かなければならないと、年がら年中思っている。
 よくいわれることがある。
「書き過ぎじゃありませんか?」
 全然。それは違う。わたしより書いている人、わたしぐらい書いている人はたくさんいる。
 名前をあげれば、ええ、あの人もそんなに書いているんだと、驚かれるだろう。超高額納税者で、わたしよりはるかに売れている作家もそんな状況なのだ。
 それはそれとして、わたしの理想は年2、3作上梓して、各作品が100万部以上売れることである。
(誰でも理想だって……そうだろうな)
 よって、わたしは年内に一作は100万部を売る作品を書きます、と小さな声でささやいておこう。あまり大きな声でいうと、マニフェスト違反だと顰蹙を買う民主党みたいになっちゃうからな。
 そうそう、もう乱読は終わりです。
 これからまたしばらくは、我が作品に没頭あるのみ。
  
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by kingminoru | 2011-02-21 05:13 | 小説家(小説)