彼女に起こされる朝
◆タイトルは少しちがったか。
朝ではなく真夜中である。
なんと、午前2時にアニーに起こされたのだ。
彼女いわく「トイレ行きたい」。
しかたなくダウンを着込んで表に連れ出す。オシッコとうんちをした。
お陰様で目が覚めてしまったではないか。
眠れないので読書をしていた。
◆由々しき事態が起ころうとしている。
ロシアが北方領土にミサイルとヘリ部隊を配備するらしいのだ。
太平洋戦争終末期、ロシアは日本に対してなにをした?
歴史を見るなら、ロシアの暴挙である。
日本は甘く見られている。
我思うに、日本の学校教育では、江戸以降の事実を明確に教えるべきだ。
なぜ、226は起きたか? なぜ、日中戦争が起き、太平洋戦争が起きたか? そして、なぜ北方領土を取られるはめになったか?
学校でそのあたりのことを教えないから、国に対する日本人の意識レベルが低すぎるのだ。
だから、諸外国(とくに近隣諸国)に舐められてしまう。
日本の外交のへた(あるいは稚拙)さにも反映する。
と、自分勝手に怒っても何もできないが、憂慮すべきことである。
ついでに、どういうことか簡単に書いておく。
ロシア(旧ソ連)は、日本がポツダム宣言の受諾を決定したあと、つまり無条件伏をしたあとの、1945年8月28日から9月5日にかけて勝手に北方領土に軍を上陸させて占領したのである。
汚いやり方だと思いませんか。
もう日本は〝死に体〟だったのです。普通なら手を差しのべて、復興のお手伝いをすべきところではありませんか。それなのに、それなのに、なんてひどいやり方。
わたしの小説の主人公だったら、ばっさり斬り捨ててやるところだ!
よって、北方領土は現在に至るまでロシアが実効支配を継続しているのです。
これは不法占拠なのです。
アメリカの上院議会も、ロシアの北方領土支配は認めていないのです。
だけれど日本は取り返せないのです。
択捉や歯舞、国後、色丹などの島に住んでいた人たちは、故郷から追いだされ泣く泣く北海道に移住しているのです。ビザなしで故郷に墓参りに行けるのがやっとなのです。
少しはおわかりになったかもしれませんが、もっといろいろあるのですよ。みなさん、勉強してほしいー。
と、朝っぱらからこんなこと書いてもしようがないな。
by kingminoru | 2011-03-02 04:41 | 小説家(小説)