悲しい人間
◆朝刊に目を通し、怒りより先に情けないと思う出来事を知った。
福島ナンバーをつけた車が他県に出かけとき、「来るな、帰れ」という落書きをされたという。
風評被害もあろうが、さもしい人間のすることだ。
今回の未曾有の災害に接して、被害者でないわたしも、そんなさもしい人間を見た。
あれは対岸の火事、自分は何ともないのだからという考えなのか、東北で起きている悲劇をテレビ新聞で知っておきながら、なに食わぬ顔をして楽しむやつだ。
あの惨事が起きて間もないころのことだった。
もし、自分があの中にいたら、そこに愛する人がいたら、仲のよい友人がいたら、身内がいたらどうだっただろうか?
悲劇が起きたとき、人間の底が見える気がする。それが遠い国の話であっても、少なからず心を痛めるのが人ではないだろうか。
人は支え合い、助け合いながらが生きている。自分という人間がいるから他人がいる、という傲慢な考え方はまちがっていると思う。他人がいるから自分が活(生)かされていることを知るべきだ。
いまは自粛の時期は過ぎた。いつまでも悲しんだり心を痛めている時期ではない。被災していない人たちが、力を合わせて復興を支援するときだと考える。
それはいま自分にできることを精一杯やり、国内消費を活性化させるためにはたらくことだと思う。無駄遣いはよくないけれど、お金をまわすことは必要だ。それが日本の力につながっていくのではないだろうか。
車に落書きをした人は、心の貧しい人間である。
そんな自分に早く気づき、改心してもらいたい。人は必ずやり直せる。若ければ若いほど。
あー、ちょいと堅苦しいことを書いちまったな。
ま、軽く読み飛ばしてください。
◆さて、わたしの「ピロちゃん退治作戦」はあと三日で終了です。
自分の体のことだからなんとなく感じるのだが、もうピロちゃんはいなくなったような気がする。
今朝は3時起きで仕事開始。
このまま怒濤の勢いで原稿を仕上げたい。
押せ押せではあるが、頑張れおれ。
◆今朝の散歩は、パワーをもらいに熊野神社に行く。
あそこはパワースポットらしいから、運気をつかむのだ。わたしは結構迷信に弱いのかな……。
でも、よいほうにとらえ、悪いことは信じない。あまりあてにしない占いしかり。
では、やるべ。
今日という日がますますよい日になりますように。
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by kingminoru | 2011-04-20 07:15 | 人間関係