ザックジャパンは勝ったけど……
◆11:50 仕事をするという気力をなくす。もう、今日は休む。土曜は半ドンだよな。
◆07:39 ふと、気づくことがあった。
まる2週間酒を飲んでいないということに。どうでもいいけど。
◆07:20 新聞に目を通し、朝食を終える。
昨夜のザックジャパンの試合はイマイチしっくりこなかった。
監督は試験的なことをやったようだが、ベトナムはレベルアップしている。
舐めてはあかんぜよ。
昨日は久しぶりに練習をした。
無理はいかんなァ。今朝はアンヨがちょっとねえ……。
車の運転中に、光文社担当より電話。
車を止めてかけなおす。
増刷の知らせだった。
作家にとって一番嬉しいことは、増刷がつづくことである。
重版重版重版……が嬉しい。
100万部売れないかな~と思う。
日がたつと、50万部でもいいやとなる。
さらに日がたつと、20万部でも……いや10万部でも……と、希望はしぼんでゆく。
ついには、版元が損しない程度売れていればいいのかなと、かなり消極的な気持ちになる。
本が出ても、一度も増刷がないと不安になる。
売れていないのだな。面白くないのかな。
そう、思うのは当然だが、これで作家人生が終わったらどうしようか……
などと先行きの不安に襲われることさえある。
作家は売れてなんぼの仕事。売れなきゃそっぽを向かれる。
収入に対する保証は一切ない。
いつまで現状を維持できるかわからない。
反面、大化けすることもある。
編集者になかば見放されていた作家が、ある日、突然、大ブレイクなんてこともあるのだ。
もちろん、誰もがそうなるわけではない。
確率的には1%ぐらいだろうか……。
厳しい世界ですなァ、と他人事のようなことを書いて、仕事にかかる今日のわたし。
◆05:47 ネットを巡回して、これからアニーの散歩。
◆05:00 すでに目覚めていたが、起きだしてコーヒーを淹れる。タオルケット一枚では寒い。
今夜は毛布を出そう。
by kingminoru | 2011-10-08 05:47 | 小説家(小説)