休めない貧乏小説家

■毎朝起きると気だるい。だけど、体に鞭打って起き上がり、簡単な朝食をとり、新聞に目を通して仕事に取りかかる。執筆時間は平均8時間から9時間。その間集中しているのは、おそらく3、4時間だろう。あとは悶々とし、うろうろし、コーヒーを淹れたり、煙草を吸いにいったり、飯を食ったり・・・。
 疲れている。
 だから今日は少し体に休養を与えようと思う。
※(と、書いたのが午前9時。果たして全休できるかどうか不明)

■昼飯にと、ラーメンを食らいににゆく。あら、店の名前を失念。でも、この辺にしてはうまいラーメン屋であろう。10点満点で採点するなら8点。なかなかの味だった。
 その後、読書に耽る。
 一冊読破する。『嗤う伊右衛門』(京極夏彦)。たまにはこういう小説も読む。
 夕刻になって、むらむらと執筆意欲が湧いてくる。仕事の虫ですな。しゃあないから、これから取りかかることにする。

■やっぱ仕事しちまったな。現在、午後8時。これから飯だ。
 その前にある質問を受けた。
「通俗小説を書いて売れるということでよいのでしょうか?」
 別にいいじゃん。おれはそれでいいと思っているんだ。だけど、通俗とか大衆とか古臭いことをいうけど、書いたものが売れなきゃ何にもならないもんなあ。そりゃあ死後に認められる作品もあるかもしれないが、そんなもんは望んでいない。生きているうちにドカドカ売れる本を書きたいと思っているだけだ。
 その「ドカドカ」が難しいのよ、君。ほんと、どげんしたら売れる本が書けるか、知っている人がいたら教えてほしいのよ。
 結局は地道に、こつこつと仕事をするしかないのよ。職人ですよ。みんな儲かってる人ばっかり見るから、そんな質問を受けるんだな。だけどさ、ドカドカ儲かってる人がどんな小説を書いているか、少し研究されると、わたしの書いている本にも納得がいくと思うのだけれど……。ともかくわたしは一生懸命書いているのです。
 じゃあ飯食おう。
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by kingminoru | 2005-04-03 20:23 | 小説家(小説)