ドカンと一発あたらねえかな

b0054391_11523286.jpg■来週の頭には首都圏の主要書店に並ぶはずです。何がって?
『天国への片道切符』(実業之日本社)ざんす。
 1600円+税。装画:渡辺文也 装幀:WALK
帯には写真のような文言が走っておりますが、内容はざっと以下のようなこと。
 時代は昭和30年代半ば──。
 日本映画界は全盛期を迎え、石原裕次郎や小林旭が一世を風靡していた。街にはジャズが溢れ、ようやくサラリーマンもマイカーが持てるようになった。日本はいよいよ高度成長期に入るのだった。60年安保をめぐって学生たちが大暴れをすれば、全国は美智子妃のご成婚で祝福ムードに沸きあがる。

 そんな世相のなか、一人の俳優が日活からデビューする。
 彼の名は赤木圭一郎。すぐにスターになるわけではない。ニューフェース4期生として地味に映画デビューする。だが、その期間は短い。
 日本人離れした現代的甘いマスクと鍛えられた肉体は、デビュー1年後には多くの観客の心を捉え、裕次郎や旭をしのぐ人気者になる。さらにその1年後、彼は押しも押されもせぬ大スターに成長するのだが……。
 映画界で生きる青春、淡い恋、夢。それは単純ではない。彼も一人の人間であり苦悩し、葛藤してゆく。それでも他人を思いやるやさしい心を忘れない男。
 物語はキャメラマン助手の目を通して、トニーこと赤木圭一郎の魅力的な人間像をクローズアップしてゆく。
 現代の若者たちにも強いメッセージを残す、意義ある小説だと自負する。
 
 早い書店だと今日あたりから店頭に並んでいるかもしれません。

■お詫び
 この度は初版部数の関係で、関係各位に献本できないこともあります。どうぞご理解のほどお願い申し上げます。
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by kingminoru | 2005-04-16 11:53 | 小説家(小説)