そっと、さわりを最後だけど・・・

■ぽそりとつぶやいた声は、お志津には聞こえなかったらしく、何でしょうと長い睫毛を上下させた。
「いえ、つくづくきれいな人だと思っただけです。こんな長屋にはもったいない」
「まあ」
 お志津は、はにかんで目を逸らしたが、その瞬間、ぽおっと頬を赤らめた。色が白いからなおその色が際立った。
「それじゃ今お茶を……」
 恥ずかしそうに土間に引っ込むお志津を見て、菊之助は人を誉めることも悪くないと独りごちた。すると、またお志津が振り返った。
「さあ、お入りになってください」
「はい」
 快く返事をした菊之助は、お志津の家に吸い込まれるように入っていった。

 なんてことを今日は最後に書いて、書き終わったぞ!
 これで明日担当者にメールすることができる。
 ひとまず一本上げてホッ。
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by kingminoru | 2005-04-20 17:34 | 小説家(小説)