最近ふと思うこと

■最近ふと思うことがある。
 運動不足を解消しようと思い立ち、ゴルフを再開すべく、素振りをはじめているが、駅のホームや信号待ちなどで、自分のゴルフフォームを確認したり、傘を持って素振りをする人を見かけなくなった。ゴルフ熱がそれだけ冷めたせいなのか・・・。

■最近ふと思うことがある。
 昔は路地や空き地で親子のキャッチボールがよく見られた。児童公園然り。しかし、最近はそんな光景をとんと見ない。見るとしたらお父さんが子供にサッカーを教えているシーンである。あるいは子供同士でサッカーのミニゲームをしている。 
 サッカーファンのぼくとしては微笑ましいが、親子のキャッチボールも悪くないと思う。子供と父親はそんな些細な触れあいで、心を通い合わせるのではないだろうか。

■最近ふと思うことがある。
 ぼくが幼かった頃──それは多分に小学校の頃だ。
 学校から帰ると一目散に外に飛び出して友達と遊び呆けた。缶蹴り、鬼ごっこ、かくれんぼ、棒きれを持っての戦争ごっこや、チャンバラごっこ、空き地や神社の境内で野球をし、山に入っては隠れ家を作ったりした。
 些細なことで喧嘩をし、痛みを知った。刃物を間違って使い指を切り、刃物の怖さを知った。火を使って、火の怖さを知った。そうやってぼくは大きくなってきた。
 だけど、今の子たちはあまり外で遊ばないようだ。これは都会に限らず田舎の子にもいえる。みんなテレビの前に座っている。あるいはパソコンの前で仮想の世界を楽しんでいる。そこに自分の痛みを知ることはない。
 突拍子もない事件が続発するが、そんな幼少時代の育ち方にも問題があるような気がする。
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by kingminoru | 2005-05-19 16:15 | 小説家(小説)