妙なことに感動し、妄想する小説家

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◇ありぃ?! と、いつも思うのは、蟻を見ているときだ。
 蟻という生き物はじつに力持ちである。自分の何倍もする獲物を引きずって運ぶし、垂直に切り立った壁も水平な地面を走るように、すいすい登っていく。おまけに雑食だ。鋭い牙で小さな甲殻類の固い殻を噛み砕き、肉を食いちぎる。
小さいながらも恐ろしい生き物である。以前も、蟻のことは書いたが、本当にそう思うのであった。

◇浅倉君と新車を買いに行った。二人とも同じ車を気に入り、それを購入したのだが、自分の車の運転席から浅倉君の車を見ると、なぜか自分のよりグレードが高く、しかもかっこいいではないか。
 おかしい、と思い。浅倉君の車に乗せてもらったら、何と内装もすべて違うではないか。それに車内が広い。同じ車だったはずなのに、いつの間にか浅倉君は二人で選んだはずの車ではないのを買っていたのだ。
 ぼくは車を突き返して、浅倉君と同じ車を買おうとディーラに談判したが、もう乗車した車の返還は利かないといわれ、がっかりしたところで目が覚めた。
 まことにもって夢とは不思議なものだ。いずれ、夢をテーマにしたファンタジーを書こうと企んでいるわたしである。

◇『ホネツギマン』は正直いってどうでもいい映画だった。星五つが満点なら二つしかつけられない。昼間は整体師、夜はプロレスラーをやっている主人公は、両親と妊娠中の妻の死(妻は生きているのだが)を見て、茫然自失となり、心神喪失状態で暴れまくり、ついには両親を殺した悪党に制裁を加えるのだが、まったくリアリティに欠ける。
 暇つぶしに見るのならよいが、わたしには時間の無駄だった。それでも最後まで観た自分は何なんだ・・・・・?

◇のろまな亀、あるいは牛歩、もしくはナメクジの歩みでしか仕事は進まぬ。
 うむむっ・・・うむむっ・・・うむむ・・・
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by kingminoru | 2005-08-27 12:59 | 小説家(小説)