ミーチャの冒険とゴルフ
◇午前3時起き、短編〆切が迫っているので、残っているパートを必死で書く。
書きつづける。飯も食わずに書くぞ! 書かねば飯が食っていけぬのだ!
どうだーって勢いで、とても面白ものを書き上げた。午前11時30分。
ふう。読み返して、チェックして、もう一度読み返しチェックをし、速攻で担当者にメールで送る。終わった終わった。今年の短編はこれで終わり。
◇昼飯はナポリタンの大盛り。それを食って、いざゴルフ練習場へ。
カツン、カツンと、飛ばす。かっ飛ばす。すっ飛ばす。3ヶ月前は前に打ったつもりが真横に飛んだり、真上に行ったり、ゴロしたり、あるいはボールを飛ばさずマットを飛ばしたりと散々だったが、今はそうじゃないのだ。
びゅうんと飛んでゆくのだ。ふわっと浮いてすとんと落ちたりするのだ。だが、弾道がイマイチ安定しない。狙ったところに素直に飛んでゆかない。
そうなるにはまだまだ練習が足りないな。今は練習あるのみ。
◇練習後、ゴルフボールを買いに行く。何といってもわたしのボールは、この前まわったコースの池や林の中に転がっているからな。あの調子で同じゴルフ場をまわれば、おれのボールは林にもあるでよ、池にもあるでよ、隣のコースにもあるでよになっちまう。
だから、今日はドカッと買い込んできた。ロストボールを怖がってゴルフなんかできるかってんだ。
さらに彼女の冒険はつづく。昨日はわたしの仕事部屋だったが、今日はわたしの寝室に侵入し、テラスを徘徊した。残るはバスルームと洗面所、書庫にしている倉庫、そしてトイレだけだ。
おーいミーチャ、君の行動範囲はまだあるんだぞ。
と、呼びかけてもまた寝ている。
zzz……zzzz……zzzっと、夢の中。
by kingminoru | 2005-10-06 15:46 | ゴルフ