○○心と秋の空

b0054391_1548395.jpg◇傾いた太陽に染められた空を、一機のジェット旅客機が飛んでゆく。
 まるでそこにレールが敷かれ、その上を走るような滑らかさ。やがて旅客機は視界から消え、ジェット音が消えた旅客機を追いかけてゆく。
 わたしは高い空から視線を手許に移す。松の盆栽がある。そこにはたくさんの蓑虫がぶら下がっていた。雨が降っても風が吹いても、ずっとそこに下がっている。
 そうやって彼らは冬を越し、春を迎え、蛾になって空を飛ぶ。
 だが、それは雄だけであって、雌は蓑を着たまま一生を終えるそうだ。
 自然界にはそんな虫もいるのだと気づく。(*無視できない話だ。またオヤジギャクですまんこっです)

◇わたしたちはそのカウンターで、台湾がいいとかロシアがいいとか、はたまたメキシコに行きたい、そしてブラジルには何時間かかるだろうかというくだらないことを話していた。その後ろのテーブルでは、Mr.マリックがマネージャらしき人とモツ煮込みをおかずに飯を食っていた。
 わたしは思った。きっとマリックにはあのモツ煮込みが、高価なビーフシチューに見えているのだと。しかし、わたしの飲む焼酎はあくまでも焼酎でしかなかった。
 昨夜のウクライナ戦の後遺症で、書いていることは支離滅裂だわい。
 途中までいい試合だったのになあ。それでも代表には、またいい経験となったのであろうな。あくまでも前向きに考えるのだった。
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by kingminoru | 2005-10-13 15:50 | 小説家(小説)