どうせベッドでしか聴かないのだもの

◇足許でアニー嬢が寝ている。そっと起こさないようにベッドを抜けるが、決まって目を覚ます。それでもわたしが寝室を出ると、また寝入るようだ。
 午前4時の、いつもの出来事。

◇一昨日はコスミック出版の新年会に出席してきた。出版不況といわれつづけているが、この会社は年々業績を伸ばしている。出席者も多く、使う会場も広くなっている。1年ぶりに会う作家や、仕事だけして顔を知らなかった編集者とも対面する。たまにパーティに出るのはいいことだ。ビンゴは外れたけど……。

◇CDラジカセが一昨年のわたしの誕生日から調子が悪くなっていた。それでも騙し騙し使っていたが、ついにCD機能がダウン。修理に出すためにビックカメラに持ち込むが5、6000円かかるといわれる。
 わたしは一瞬、目を泳がした。枕元で聞くために買ったラジカセで、購入時の価格は1万2000円だったはずだ。それに6000円の修理代は高すぎる。10万20万の製品だったら、躊躇わず修理に出すだろうが、考えものだ。
 わたしは店員にラジカセ売り場を見てくるといって、修理サービスカウンターを離れた。ラジカセは2~3万のものが多いが、今や使うことのないカセットテープやMD機能がついている。
 わたしはCDさえ聴ければいいのだ。いろいろ見ているうちに、5000円を切る製品があった。C.E.C──聞いたことのないメーカー。
 そばを通りがかった店員を呼び止め、その製品について訊ねると、結構売れているし、苦情やトラブルなどもないという。
 それならいいかも……。どうせ枕元でしか聴かないのだ。
 わたしはそれを買った。
 そして、使ってみての感想──。
 よいです。正解でした。壊れず長持ちしてくれれば。
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by kingminoru | 2006-01-13 04:42 | 小説家(小説)