作家の苦労をわかってくれ

◇昨日も打ち合わせのために出かけ、2匹の姫君に留守番をさせる。
 打ち合わせは思いの外延び、家に帰ったのは11時過ぎだった。姫君らは大喜びで迎えてくれるが、リビングはグチャグチャになっていたぞ!
 まあ、それはいいとして昨夜の打ち合わせで、都合450枚の原稿をボツにすることにした。担当部長は修正にあたって大きな注文をつけてきたが、わたしは今回の作品に限っては原稿を渡した時点で、とてつもない傑作、もしくは駄作だろうと思っていた。どっちなのか、自分で判断できなかった。だから、早く感想を聞きたかったのだ。

 担当者は決して駄作とはいわなかったが、料理が足りないという。ふむ、そういわれるとそうだと思うのであった。そこで、いくつかの問題点を話し合っているうちに、わたしは大裁断を下した。
「テーマと視点を変えて、別の作品を書きましょう」
 一瞬担当者は、絶句したが、拒絶はしなかった。それからいくつかのアイデアを出しているうちに、先方も話に乗ってきた。もうわたしは、新たな作品を書くと決めた。

 もっともボツにした作品に要した労力と時間を考えると、徒労感が募るが、ここは気持ちの入れ替えが大事である。
 以前だったら、一週間ほど落ち込んで酒を浴びるように飲んだだろう。実際そういう時期もあった。しかし、そんなことをしても後ろ向きに考えがゆくだけで、自分の力量を棚上げして編集者への恨みつらみをいうことになる。同時に自分の才能のなさにあきれ、落胆し、挙げ句何も書けないような気分に陥る。これは最悪の状態だ。

 ようは納得のいく新たな作品を作ることが肝要なのであり、それが出来ることによって無駄になったと思う時間と労力も取り返せる。そうなると、あれも必要なことだったのだと思えるようになる。
 まあ、そんなこんなで仕切り直しをするのである。

◇じつは今日も出かけるので、姫君らは留守番だ。それでもカミサンが戻ってくるはずだから、今日は長くないだろう。
 さて、今日は田町の料亭・牡丹に行くのだが、そこで栄養を補給するぞ。ちなみに朝食はミルクとトースト一枚、昼食はカップラーメンと、コンビニのにぎり飯だった。こんな食事じゃいいアイデアも浮かばないよな。
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こうやって仲良く留守番をしてくれていればいいのだが・・・・・
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こんなのまったくの序の口ざんす(≧∇≦)
 正直へこみます(/_;)
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by kingminoru | 2006-01-27 15:18 | 小説家(小説)