池袋で、時代小説を語るという怪しい(笑)宴に参加してきたぞ

■昨夜は文芸評論家の細谷さんの招きで、池袋まで「時代小説を語る」という宴に参加してきた。漫画家、編集者、作家、評論家が集まっていた。
 話はいきなり弾み、様々な作家名や作品名が出る。それにしてもみなさんよく本を読んでいらっしゃる。それは驚きはしないが、ディテールを鮮明に覚えていることである。
 わたしなんざよほどでないと思いださないのだが、みんな凄い。それに細谷さんなどは、一冊を1時間半で読むという。もっとも仕事柄そうなのだろうが、それにも驚く。
 宴会は次第にボルテージを上げていったが、わたしは少し遠いのと仕事が押しているので先に退散させてもらった。近場だったらもっといたのだが……。
 まあ、それは今度ということで。

 今日は肩こりがひどく、昼前になんと吐き気と眩暈に襲われた。どうしてなのかわからない。しばらく横になっているうちに治ったが、疲れがたまっているのだろうか。
 大事を取って午後は休むことにした。

○9月18日のこと――
 午前中、指の怪我を放っておいた母を連れて休日診療をしてくれる病院に連れてゆく。
 患者は多くないが、母の治療は妙に時間を要するらしく、処置室に入ったままなかなか戻ってこない。遅れてきた患者はさっさと診察をすまして帰っていく。
 わたしは待合いにある雑誌のほとんどに目を通してしまった。間がもてないので持参の文庫を読む。ようやく2時間後に母が「生還」する。
 化膿していたので切開して縫ったらしい。麻酔の他に、指を冷凍水につけていたから時間がかかったそうだ。これで完治すれば問題はない。

 午後は従兄の家を二軒ほど回って茶飲み話をする。
 その後、旧家取り壊しについて業者との打ち合わせ。じつは、今度の帰郷で最も重要な仕事がこれだった。  
 まず解体費。これは当初200数十万円だったが、105万円に下げられていたので問題ない。つぎが倉庫を兼ねた車庫だ。図面を見せてもらったが、これが驚くほど幼稚。あきれて二の句がつけなかった。
 きちんとしたものが間に合わなかったと言い訳されたが、ほんとかよと疑いたくなる。
 つづいて建築費の交渉に入る。当初320万円だった。
 わたしは見積もりを穴が空くほど見て、いちいち指摘して疑問を呈し、もっと安い材料でいい、これは余分だからいらないなどと削っていく。
 相手が小用のために中座すると、近くにいた父と母が、
「あんまりうるさくいわんでよかよ。田舎の付き合いがあるから……」
 と、渋い顔をされた。
 だが、黙っていれば業者のいいなりで、余計な金をふんだくられるのだ。
 結局、320万円から265万円まで下げて話をまとめる。
 これでわたしの責任は果たせたと思う。
 しかし、この日に、親友の訃報がもたらされた。
 その翌早朝、わたしは田舎から横浜にとんぼ返りして、そのまま板橋に行って通夜の席に加わった。
[PR]

by kingminoru | 2006-09-24 15:09 | 小説家(小説)