匿名さんと連休
■雑用があったり、ゲラの仕上げがあったりしたので、更新がままならなかった。
(※行換えで話は変わる)
わたしはコメントに対するレスはしないことにしているが、コメント戴いた方のブログなりHPには遊びに行かせてもらい、ときどきそちらでコメントしたりしている。
しかし、匿名のコメントに関してはそのことがかなわないので、削除させてもらっている。そのことを先に断って、書くことにしよう。
■この前の更新で、先日観劇した舞台のことで、「匿名」さんよりコメントを戴いた。おそらく『海峡を越えた女』の制作関係者、あるいは同劇団を贔屓にしている方だと思う。
その方は誤解をしておられるようだ。
わたしは、批判をしたのではない。批評をしたまでのことである。もっとも言葉足らずのところは否めないが、あえて付け加えることもない。
ただ、民族差別に関しては、わたしも少なからず興味を持っているし、差別は嫌いだし、したくもない。また、拙著にも少しではあるが触れている作品もある。
ただ、そのテーマの作品を書こうとは思わない。おそらく書けないだろう。それは梁石日の『血と骨』に打ちのめされたからである。
「匿名」さんにひとつだけ申したいことがある。プロとして仕事をする人、つまり俳優であったりスポーツ選手であったり、あるいはデザイナーであったり、そしてわたしのようなモノカキである人たちは、常に批評にさらされる。
褒められることもあれば、けなされることもある。しかし、どんな厳しいことをいわれようが、それを真摯に受け止め、それを糧としてさらにステップアップしていくのがプロだと思う。
「匿名」さんはわたしの書き方にずいぶん憤慨されたようだが、その辺のことを理解していただければ幸いであります。
最後に、拙著をお読みになっているかどうか存じませんが、もし読んでくださったなら、どうか厳しい感想を頂戴したいものです。楽しみにしております。
■話は変わって三日の日に墓参りに行ってきたのだが、連休初日だとはつゆ知らず、天気に誘われ愛車をかっ飛ばしてつくばに向かったのだが、よかったのは高速に乗るまで。
あとはだらだらと進んだり、立ち往生したり、まさに高速駐車場道路と化しているではないか。そのときになって初めて連休に気づいた次第である。
結局、目的地まで4時間もかかったぞ!
だけど、同行したアニー嬢は大喜びだった。なにせ、墓地のそばには広い芝生畑があるのだ。アニーは、はしゃぎまくりました。
ボールを投げると、疾風のように駆けてゆき……。
「うしし、うしし、ボール遊びは楽しいなあ~」
「こんなところで、いつも遊べたらいいなあ」
そんなころ、留守番をしていたミーチャは、テラスで大あくびをしたり……。
箱に入ってひとりで遊んだり……。
「どこにも連れて行ってくれないから、やけくそよ。エイ、ヤッ!」とぼやいたりしていた。
遊び疲れると、買ってもらったばかりの専用ハウスに入って……。
「遅いなあ~。早く帰ってこないかな~」などといっておとなしく留守番をしていたのであった。
by kingminoru | 2006-11-06 05:04 | 小説家(小説)