拘束された日

■雨が降りつづけている。わたしは昨日から停滞している仕事を半徹夜でつづけていた。
「いた」ということは、ひとまず終わったということだ。
 もっとも、それですっかり終わったわけではないのだけれどね。

b0054391_7192238.jpg■で、先日、スピード違反の行政処分を受け、講習に行って来た。
 退屈な記事になるかもしれないので、読み飛ばしてもかまいませんぞ。ただし、貴重な資料になること請け合い。(*無断で使用してもいいけれど、そのときはあとでわたしにバレて笑われないように、使い方に工夫を凝らすように)
 以下、ドキュメントふうに。

b0054391_7201288.jpg08:30 
 神奈川交通安全センターに入る。門を入って広めの駐車場がある、何の変哲もない建物である。少し坂を登って受付に入り、講習料13800円を払い、その分の印紙をもらう。
 所定の用紙にその印紙を貼り、本館の4階10教室に入る。階段が急で息切れしそうになる。
 ハアハアハア……。

 もらった講習整理券に番号が書かれてあり、その番号の席に着く。
 受講者は117人。女性が10数人。スピード違反、酒気帯びなどのものたちばかり。
教室は正面に緑板、左にテレビモニター、右にプロジェクターとスクリーンが置いてある。

09:00 
 席に着きおとなしく待っていると、チャイムが鳴った。何だか学生時代を思いだしてしまった。わたしと同じように他の講習を受ける違反者も、講習開始を行儀よく待っている。
 本来、日本人は従順なのだと思った。
  講師が現れる。(颯爽とではない)
「わたしは五反田と申します」
 と、自己紹介をして緑板に自分の名前を書いた。人がよく真面目そうな、わりと好感の持てるオッサンだ。
 五反田さんは、まず、その日最後に行われるテスト結果について話した。
「優」「良」「可」「不可」――というランクわけがあり、優なら文句なしに明日から運転できるが、それが以外だと順番に5日後、10日後、停止となる、らしい。
 これは居眠りなどせずに真面目に講習を受けろよという、半分脅しと見た。      
 1時限目は、講習の説明と簡単な適性検査で終わった。

10:10
 2時限目がはじまる。内容は「運転の心構え」――。講師は別の人だった。

11:10
 3時限目はまた講師が変わった。佐藤さん。
 内容は「運転技能」について。すべてはあらかじめ各自の机に置かれていた「財団法人全日本交通安全協会(*警察の天下り先)」が発行した『ルールとマナー』というテキストブックに則って行われる。 

12:00
 休憩。
 センター近くの店に昼食をしに行く人たちもいたが、わたしは何事も経験だと思い、センター内の食堂に足を向ける。
 メニューは『カレー』と『カツカレー』迷わず450円のカレーの券を自販機で求めて食べる。まあ、450円分のカレーの味だろう。
 食後、自販機の80円の珈琲を飲んで、午後の講習に備えた。

13:00
 午後の講習開始。
 講師はまた違う。講習内容は「道路交通法令」――。
 食後なので、さかんに睡魔に襲われるが我慢する。
 この講習のあと、悲惨な事故ビデオを25分間見せられる。
 じっと鑑賞する。編集が下手だなと、昔の仕事を思いだす。
 その後、シミュレーション室に行き、運転シミュレーションをやる。
 これは面白かった! 評価は「A」と出た。

15:00
 試験がある。全40問だが、カーンタン。
 わたしは一番早く回答し、さっさと廊下に出る。
そのうちに回答を終えた人たちが、ずらずらと廊下に出てくる。その間に、二人の講師がマッハの勢いで採点をする。
 結果、全員が「優」。おめでとうございますで、免許をもらって、交通安全センターにおさらばする。
      
 ま、そんな一日がありました。
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by kingminoru | 2006-11-20 07:05 | 小説家(小説)