鋭意執筆中

■黙々と書く。ひたすら書く。のってきた。書けるときとそうでないときがある。これはひとつの、きわめて不安定なバイオリズムだ。
 そして、書けるときに気をつけなければならないことがある。
 書きすぎ、ということ。調子扱いて書けばいいというものでないからね。どうせ、壁はやってくるのだし……。

■話は変わって、過日、某テレビ局の重役に、
「乙川優三郎と山本一力はどっちがうまいと思う?」
 と、聞かれた。
 どっちがうまいかはわたしにはわからないので、
「それぞれうまいと思いますよ。山本さんは読みやすいし、乙川さんは暗くてねちっこいけど、それだけ深みを感じさせるんじゃないかな」
「そうだね。でも山本一力の『あかね空』は駄作じゃないか」
 ひぇえー、そんなことは口が裂けてもいえません。でも、相手は違う業界のお偉方。平気の平左だ。
 個人的には『あかね空』は好きな作品だ。それに直木賞作品だし、よく売れたし、あやかりたいものである。
 何をいいたいかというと、読者はそれぞれの感性で読むから怖いということである。もちろん悪いことではないし、当然のことだろう。
 でも、重役とのやり取りは、冷や汗が出た。わたしの作品だって、けちょんけちょんにいう人がいるんだろうなと。そして、そんな話はあまり聞きたくない。

■昨夜の酒量:350㎜l缶ビール一本、焼酎一合。
★遊んでほしい、ミーチャ。みんな忙しいとつまらないという顔。
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by kingminoru | 2007-03-16 16:07 | 小説家(小説)