遠藤周作

■ようやく従来のペースを取り戻した。
 が、6月の遅れはどうしても取り戻せそうにない。焦ってもしかたないし、急いで書いてもいいものは生まれない。そう覚悟して、ペースを乱さずに書き進める。

 karimokuの壊れたチェアは、やはりもったいないので、ショールームに行って、どれぐらいの費用で修理できるか相談してきた。返事待ち。
 ついでにショールームをのぞいてきたが、karimokuの製品はいい。
 気に入ったデスクがあった。ほしいけど、置く場所がない。家をもう一軒ほしいと思った。いまは無理だけど、願望だけでも持っておく。

■突然だが、遠藤周作さんを思い出した。
 最近、昔の姿でコマーシャルに登場されているからだが、わたしはデビュー当時、遠藤先生の近所に住んでいた。小説だけでは食っていけない時代で、主にテレビの脚本や企画・構成の仕事をやっていたころだ。

 そのころ、散歩に出かけると、意図して遠藤先生の家の前を通った。そして、玄関や書斎のあるらしき部屋に向かって、心中で念じた。
「先生の才能を分けてください」
 あるときは、
「先生の才能を全部ください」
 と念じたこともある。
 悪戯や遊び心ではなく、真剣に念じていたのだ。

 行きつけの鮨屋でお会いしたこともあるが、話したことはなかった。
 先生が他界されると、わたしもしばらくして引っ越しをした。もちろん、これには何の因果関係もない。
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by kingminoru | 2008-07-07 17:02 | 小説家(小説)