池波正太郎

■せっせと仕事。
 例によって「これって面白いのだろうか?」という不安に駆られはじめてきた。
 よくあるんだよね。ちょっと見直しが必要かも……。

■しかし、こんなときに、池波正太郎さんがエッセイ(対談だったかも?)に書かれた言葉を思い出す。
 池波さんはいっている。
 ――端から結末がわかっているわけではない。自分でもストーリーがどう展開していくのか、登場人物がどんな行動を取るのか、執筆しはじめた段階になっても、まだ判然としない。いずれにせよ、わたしは自分の勘のはたらきだけによって仕事をしている。

 というようなことだった。
 まったくわたしもそんな感じなのだ。もちろん、わたしと池波大先生が同じだというわけではない。
 あの大先生でも、話の流れがどうなるかわからない、というところに、へぼ作家は共感を覚えるのである。
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by kingminoru | 2008-07-08 14:39 | 小説家(小説)