死とはなんぞや?

■死にたいと思った。そうしたらすんなり楽に死ねる。人間の欲を剥ぎ取り、無心になったとき人は達観したことを思う。そんなことを書こうと悶々としているうちに、昨日はたった3行しか書けなかった。
たったの3行ですよ

 外は雪が降っており、新聞やテレビはスマトラ沖地震による死者が6万人以上に達すると報じていた。NHKも民放も、CNNも大々的にそのことを流していた。
 それなのに、ぼくは狭い書斎でカンヅメになって、遅れている原稿と格闘していた。結局筆(?)が進み出したのは夜中の1時過ぎ。現在翌朝の11時。つまり、久し振りに徹夜をしたってわけさ。結構書き進んだぜ。都合52枚。遅れを一気に取り戻す勢いだ。そして、もうゴールは見えてきた。どうやら明日には形が出来上がりそうだ。
 徹夜明けで少しハイテンションなおれっち。
 今夜は旧友らと最後の忘年会。
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by kingminoru | 2004-12-30 11:01 | 小説家(小説)

死んだ脳味噌

b0054391_1504740.jpg■結末は近い。死に絶えそうな脳細胞に刺激を与えるために、昨夜は遊んだ。鍋でも食おうじゃないかと。だが、今朝起きたときわたしの脳細胞はますます活動を鈍くしていた。仕方ないので、読書をする。
「沈黙の森」C.J.ボックスだ。なぜ、この一作が「このミステリーがすごい」に登場しないのかわからない。素晴らしい作品ではないか。日本ではこの内容は受けないのか? 文春ミステリーにも登場しない。もっともこっちの「ベスト10」は、いまいち信頼度がない。著作者や周辺の、ある作為を感じる。「このミス」とダブル作品もあるが、なぜこの作品が、と首をかしげるものが選ばれているからだ。まあ、それはいいとしても、ボックスは今後注目される作家の一人だと思う。とりわけ主人公の猟区管理官ジョー・ピケットが引き立つ。そこに描かれるのは家族、鳥獣保護、邪悪な陰謀、嘲笑に耐える男、そして7歳の娘・・・。パーツはいろいろあげられるが、家族を守る高潔な男の姿を見よ! お薦めの一冊だ。

b0054391_1511579.jpg■話が脱線した。こんな仲間と宴会をしたのだ。

b0054391_1514748.jpg■こんなおばさんたちも一緒にいたな。
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by kingminoru | 2004-12-29 15:02 | 小説家(小説)

発狂者

■爆発したい、狂いたい、うわー!っと雄叫びをあげたい。
 わたしは発狂寸前かもしれない。こんなことはめずらしい。なぜか、非常に陰にこもったことを書いているからだ。そうはしたくないのに、そうなっている。当初の目論見と大きく方向が変わってきているのを感じるが、また意識して変えてもいる。ゆえに、原稿は遅々として進まない。
 ただぼーっとパソコンの画面を眺めている時間が多い。書けないから、キーパッドを叩けない。叩いても意味のない言葉とか文章の羅列だ。あほくさい。だけれど、じっと何かが浮かんでくるまで待つしかない。もっと深く書くべきなのかと焦燥する。まるで薄氷を踏むようにして書いているが、作品としての面白味がないのではないかと、自信をなくしそうだ。ああ、スランプなのか。悩める中年は一人で苦しみあがいている。誰も助けてくれないから、一人で打開するしかない。ここ数日は、悶々としている。

■ほんとは映画のことも、このブログに書くべきなんだろうな。観ていないようで、ちゃんと観てはいるのだ。列記してみようか。
『卍』、『霧笛が俺を呼んでいる』、『大学の暴れん坊』、『錆びた鎖』、『紅の拳銃』、『拳銃無頼帖 抜き射ちの竜』・・・etc。
『卍』を除けばすべて日活アクションムービーだ。懐かしい人には懐かしいだろうな。ウシシ。 
 ちゃんと洋画も観ているが、腐った脳味噌ではタイトルが思い出せない。暴れてやろうか。部屋中を粉々にぶっ壊し、窓ガラスをぶちわったら、あとで相当後悔するだろうな。
 あ、思い出した! 年賀状も書かなきゃなんない! うわーっと発狂だ!
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by kingminoru | 2004-12-28 12:15 | 小説家(小説)

スランプかも?

■朝4時起きして書いた原稿のチェックをしようと、ドライブがてら喫茶店探しをしたが、適当な店がなかった。結局近くのレストランに行ったら、2時から団体が入っているという。結局はデニーズ。まわりがうるさすぎてあまり仕事にならなかった。
年賀状も書かなきゃならないが、仕事で疲れると、もうそんな面倒な作業はやりたくなくなる。人間は身勝手だ。

b0054391_15251088.jpg■写真は健康のために飲んでいるサプリメント類。この他に、沖縄のもろみ酢とハイチオールを飲んでいる。ほんとうに健康になるかのしらと、疑問?
 まあ気休めでしょう。

■時間を返してくれといいたい本にぶつかった。「炎に消えた名画」チャールズ・ウィルフィールド(扶桑社ミステリー)。口直しに「沈黙の森」C.J.ポックス(講談社)を読みはじめている。
 ああ仕事を放り投げて休みたいと、切に思う。ややスランプ気味のおれ。
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by kingminoru | 2004-12-27 15:25

サッカーと菅谷さん

■天皇杯準決勝。ガンバvsヴェルディ──。3-1で、東京ヴェルディの勝ち。強かった頃のヴェルディを彷彿させたが、ガンバがだらしない。見ていてつまらなかった。でもヴェルディの飯尾と相馬はいいねえ。この二人絶対伸びるな。とくに相馬がいい。
 レッズvsジュビロ──。2-1で勝利の女神はジュビロに。中山の決勝ゴールはきれいだった。この試合は緊迫していて面白かった。常にこういう試合を観たいのだよファンはね。細かいことは、もう申すまでもないでしょう。

■延々と仕事は終わらず、おまけに短編を書かなきゃならない。うううっ……。
 正月がどこか遠くに行きそうだといっても、必ずやってくるんだな。そうすると〆切も近づいてくるということであるからな。汗、汗、汗・・・・・ 

■作家で漫画家の菅谷充さん(漫画のときは、すがやみつる)が、トニーのことについてトラックバックしてくださった。何とお母さんは映画館に勤務されていたという。それからトニーが事故にあったとき、彼が亡くなるまでの約一週間の新聞を読んで一喜一憂されていたらしい。昭和36年2月だから、その当時にぼくも戻って新聞を読みたいが、無理だな。きっと平仮名しか読めなかっただろうな。それに、当時うちには新聞を取っていなかったと記憶する。
 それはともかく菅谷さんは、今度大学に入られた。早稲田の通信制(間違ってたらすみません)である。すごいなあ。勉強家だなあ。今年は、「モータスポーツ大賞」も受賞され、そのときは我がことのように嬉しくなり、速攻でお祝いのメールをしたこともあったっけ。とにかく誠実で好感の持てる人柄の菅谷さん、頑張ってください!

補遺:メインHP「夢宙堂」の取材noto1に、新記事アップ。
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by kingminoru | 2004-12-26 08:24 | サッカー

仏教徒のX'mas

b0054391_15511513.jpg■左折したいのに、前のトラックが右折しようとしているから、全然前に進まない。道路は年末のせいで大渋滞。トラックのせいで歩道の人も立ち往生している。同じように進路を阻まれた、自転車に乗ったおばさんに見覚えがあった。先方も目をすがめてこっちを見る。手を振ってやる。おばさんは背筋を伸ばして、こっちを覗き込もうとしている。
 やっとトラックが動いた。歩道の人も自転車も、そしてぼくの車も動き出す。おばさんはやっとぼくに気づいた。サクラさんだった。手を振ってバイバイ。
 これは今日雑用をこなしているときのワンシーン。帰宅したらもうこの時間(午後4時)だ。朝6時に起きて読書して、年賀状の制作をして、郵便局、図書館、ユニクロ、ブックオフ、古本屋に寄って帰ってきたところだが、仕事にならない日だとあきらめる。

■メリークリスマス! と、仏教徒のくせに、キリストの誕生日を祝う日本人。おめでたいことだ。心が広い。じゃあクリスチャンは、お釈迦様の誕生日を祝うだろうか?
 答、祝わない。日本人が馬鹿みたいにクリスマス、クリスマスと騒ぐのは、ケーキ屋(製菓会社)の陰謀か? デパートやアパレル業界の陰謀か? いったい誰がクリスマスをお祭り騒ぎみたいにしたのか?
 ところで、お釈迦様の誕生日は陰暦の5月8日である。、日本はその日、祭日でも休日でもない。ちなみに、お釈迦様を祝って休日にしている韓国は5月26日、インドでは5月4日となっている。アジアでもお釈迦様の誕生日はまちまちだ。わけがわからん。
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by kingminoru | 2004-12-24 15:50

天皇陛下とトニー

b0054391_12553256.jpg■天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。
 お陰様で国民の祝日となっております。天気もよくて、すがすがしい日ですが、わたしはみんなが寝坊できる日だというのに、朝からパソコンに向かって黙々と仕事をしています。せっせと働いてもなかなか我が暮らしは楽になりません。どうか天皇陛下、わたしの本が100万部売れるように祈ってくださいませんか。よろしくお願い申し上げます。

■さて、昨日トニーに会いに行ってきたと書いたが、「トニーって誰?」という人がいたので、お教えします。21歳の若さで亡くなった伝説のヒーローです。人は「和製ジェームス・ディーン」なんていいますが、それは彼が事故死したあと、こじつけで付けられたニックネームです。おそらく人気を誇っていた俳優が若くして事故死したから、そのような呼称になったのでしょう。
 ジミーは車、トニーはゴーカートでした。「トニー」というのは生前、彼がトニー・カーチスに似ているということでつけられたのでした。
 鎌倉の長勝寺に彼の胸像と碑があります。墓は静岡県富士市の『大石寺』にあります。
 現在生きていたら、65歳です。
*写真はトニーの碑
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by kingminoru | 2004-12-23 12:52

こんにちはトニー!

b0054391_1719596.jpg■スカッと爽やかな日だった。
 だが、おれの脳味噌は、金山寺味噌と化して思考能力ゼロ。なぜか、昨夜今年最後の打ち合わせがあった。出席者は担当編集者K氏、Y氏、T氏。神楽坂でメートルをあげ、歌舞伎町に繰り出してフィーバーした。仕事の話・・・・・しなかった。
 それでいいのか? いいんだろうな。暗黙のうちに年3本という単語がおれの耳を何度かかすめたが、きっとそれなのだろう。いずれ詳しい打ち合わせは来年に持ち越しだ。

■よって、酔っていたおれは、朝起きてもまだかすかに酔いの余韻を残していた。そんな体たらくだから、仕事なんか端っからやる気なし。天気のよさにつられ、第三京浜、横横道と車をかっ飛ばし、鎌倉に行く。
 目的はトニーに会うためだ。やつはいたぜ。墓地の中腹で胸像となって、どこか遠くを見ていた。さらにその上の、海を見渡せる丘には記念碑があった。
 今日の写真はそれだ。
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by kingminoru | 2004-12-22 17:18

超人オトーサンと韓国

■オトーサンは超人である。来年で96歳になるというのに、じつに健啖だ。昨夜も例によってオトーサンと食事をした。一軒目はいつもの店だったが、二軒目は焼き鳥を食べようと誘われ近所の鳥屋に。まずかった。これは二人とも失敗だったなと苦笑い。
 しかし、いつも驚くのがオトーサンのクリアな頭だ。全然老人の曇りがない。じつに秋空のように明瞭なのだ。
 日米関係や、六ヵ国協議の意義などの社会情勢にも長けているし、周囲のジョークにもすぐ反応できる。北に対する経済封鎖はすぐにも実施し、テポドンでも打ってもらえればこっちの思う壺だといって、カカと笑い、あの国のミサイルはどうせ正確ではないだろうから、東京を狙ったつもりが横浜に飛んできたらちょっと困るなあと、またカカと笑う。
 じつに愉快。
 そして、ちゃんと人を見極めている。95歳が見る目は確かだ。なるほどあの人はそんな側面があるのかと教えられる。今年も正月に遊びにいらっしゃいと誘われたので、行きますよと約束して昨夜は別れた。

■韓国がやってくれちゃいましたね。日本を3-0で下したドイツに、3-1で快勝したのだ。このままドイツにアジアを舐めて帰られちゃ困ると思っていたが、韓国が勝ってくれてちょっと嬉しい気分。それに韓国は先のW杯の雪辱を果たしたことになる。ああ、見たかったなあその試合を──。
 それにしても日本はどうしたといいたい。韓国はやっぱり強いぞ。今の代表と韓国代表を戦わせてみたいものだ。悔しいけど、おそらく負けるだろうな。
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by kingminoru | 2004-12-21 14:48 | サッカー

牡犬たちの狂宴

■『天国・・・』ぼちぼちとしか進まない。う~む、これは牛歩というやつだ。斬った張ったがない分、気を使って書いているせいなのか。まあ、焦らず書くしかない。
 担当Wさんから来年のことで電話。一本の書き下ろしをお願いされる気配。明日はまた別の担当さんと最後の打ち合わせがある。こっちも新作の相談である。これで、来年の執筆スケジュールはほとんど埋まってしまったことになる。すべてをこなせるかな……。

■昨夜はいつの間にか「狂宴」となってしまった。それも牡犬たちの狂宴である。
 ビールを一杯だけ飲んで帰るところに、その牡犬どもがやってきたのだ。
 アラブの種馬、チェニスの建築家、ザンビアのコピーライター、ウランバートルの元患者、オホーツクのマタギ、カリマンタンのサーファーたちだ。
 そこには火鉢があり、若い女と年増の女がいた。キッチンでつまみを作るのは、ストマックマンだった。
 宴は盛り上がり、自己紹介とあいなって、それぞれが自分の好みのタイプや、仕事や、過去の栄光を、支離滅裂に話すという狂乱であった。しかし、牡犬たちも、若い女の一言にはかなわなかった。
「オトーサン、いい加減にしてよ! 今何時だと思ってるの!」
 勝手気ままに、てんでんばらばらなことをくっちゃべって、酒を飲んでいた牡犬どもはそれで完璧にへこんでしまい、ほなら解散ということになった。
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by kingminoru | 2004-12-20 15:49