恋と煙草とストレス

■昨日、「鼻を噛みすぎてまた血が出た」と書いた。そんなことをしたら血が出るに決まっている。「噛み」は「かみ」の誤りである。

■今日の昼飯は、面倒臭かったので、チンしたご飯とカップ麺ですませた。簡単。あとはせっせと原稿書き。せっせせっせと書いていたら疲れてきた。
 そんなところにおふくろから電話。煙草をやめろ。
 はいはいと聞く。だが、ストレスが溜まるのでやめられない。それにわたしは、吹かすだけだ。酒を飲まなきゃ日に10本程度。禁煙したらイライラして仕事がちっとも捗らなかった。だから煙草をやめるのをやめたのだ。人間の体にもっとも悪影響を及ぼすのは、煙草や酒ではない。ストレスである。ストレスこそ万病のもとなのだ。
 もっとも酒も煙草も度を過ぎればよくないのだが、体に異常をもたらすのはストレスである。うちのおっかさんに、こんなこといってもきっと通じないだろうな。
 それから長生きするには、いつも恋をしていることらしい。アメリカの学界でも認められたのである。・・・恋か・・・いいなあ・・・。
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by kingminoru | 2005-02-28 15:06 | 小説家(小説)

鼻血とチャーハンと相関図

■今日の昼はチャーハン。なんだかおれってフライパン料理が好きなんだな。
 卵をとじ、葱と人参とピーマンのみじん切り、それに鳥のぶつ切りを混ぜて炒める。調味料は塩と胡椒だけ。よく炒めたところでライスを落とし、フライパンを振る。最後に醤油をまぶして終わりだな。簡単だけど、醤油と塩加減がポイント。

■「無明情話」──少し壁にぶつかりそうなので、頭を整理するために、登場人物の相関図を作る。これで壁に激突することはないだろう。登場人物のキャラも明確になってきたので、これからぐいぐい盛り立てるのだ。
 鼻毛を抜いていたら、抜きすぎて、くしゃみと一緒に血が出た。おまけに鼻を噛みすぎてまた血が出た。鼻には要注意。
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by kingminoru | 2005-02-27 13:46 | 小説家(小説)

はたと思いついての買い物

■甥のトモタケから嬉しい知らせ。大学に合格したそうだ。東洋大学文学部。ひとまずよかったよかった。(あれ、朝松さんの後輩になるってことだな。それもまたよろしいではないか)
 カミサンが実家に帰っているので、今朝は茶漬けをさらさらとかき込み、昼は焼きそばを作って食った。野菜を切って、フライパンを振るのもまた楽しい。
b0054391_14451598.jpg■その後ぶらっと気分転換に買い物がてらドライブをしたのだが、衝動買いをした。
 陶器や磁器の急須はどうもそそっかしいカミサンが壊したり割ったりするので、ふと思いついて南部鉄のを買った。これだったら割れることはあるめえ。デザインも気に入ったし、使い勝手もいい。




b0054391_14453667.jpg■衝動買いといえば最近このバッグも買った。持つ機会はあまりないが、打ち合わせや取材に行くときには、これまでのではちょとカジュアルすぎたので購入。持ち手とシャープなデザインを気に入っている。
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by kingminoru | 2005-02-26 14:46

皇后様とパッチギ

■美智子皇后様の詩に感銘した。紹介する。

【批判ばかりされた子どもは非難することをおぼえる
 殴られて大きくなった子は力にたよることをおぼえる
 しかし、激励を受けた子どもは自信をおぼえる
 寛容にであった子は忍耐を
 友情を知る子は親切を
 安心を経験した子は信頼をおぼえる
 可愛がられ抱きしめられた子どもは世界中の愛情を感じとることをおぼえる】

 これが人間教育の原点だと思う。そして、人の性格や生い立ちをも推し量れる言葉である。含蓄ある言葉とは、何も難しい単語を使わずとも、このように平易でよいのだということも教えてくれる。



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b0054391_17244476.jpg■『パッチギ』を観てきた。いい映画を観たり、いい小説を読んだりすると、その日一日が充実したなあと思う。『パッチギ』はそんな映画だった。
 朝鮮高校生と日本の高校生の青春物語だが、単なる青春ものではない。民族の血が沸騰しているぞ。泣かせるぞ。作りがいいぞ。井筒監督を見直したぞ。観ても絶対後悔させない、損させない、感動させる映画だ! もう今日で終わりだったので、ストーリーを書いてもいいが、そんなのは面倒臭い。百聞は一見に如かずだ。映画館に行けなかった人は、ビデオ化を待たれよ。
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by kingminoru | 2005-02-25 17:23 | 映画

あんぽんたんの考えることは、じつに馬鹿馬鹿しか

■「花火」の改稿、冒頭部分をメール送付。「無明情話」2章を仮脱稿。ヒイヒイいいつつもなんとか進んでいる。この調子、この調子。
 だけど、昨日も書いたように、年2、3冊で食っていければいいよなあ。ほんとになあ。だけど、そんな人はほんと数人しかいないんだな。毎年長者番付の筆頭に立つ西村さんも、赤川さんも、内田さんもみんな毎日に書いて書きまくっているのだよな。
 あんだけ稼いでいるのだから……と思うのだが、そうは問屋が卸さないってか。
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 で、先日こんなところに行ったおれは、

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こんなことをして遊んでも来ていた。(アホや・・・)
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そして、今度はこんなところに行って、
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こうやって海を眺め、空を見上げて、
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あんな鳥のように空を飛びたいと思うのであった。(おめでたいやつだと我ながら呆れる)
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by kingminoru | 2005-02-24 13:00 | 旅行

作家への登竜門はやはり・・・

■ヒイコラヒイコラ・・・今日もちかれたなあ・・・めっちゃハードに仕事をしているおれは夕方になるとクタクタだ。精も根も尽き果て、脳味噌をいくら搾っても汁が一滴もしたたり落ちないような気がする。 
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■さてさて、本日はこのブログにコメントくださるsさんのためにっていうか、プロの作家をめざして日夜努力をしておられる皆様のために、少しだけアドバイスをばしたいと思います。
 ご存知のようにブログに限らず、webを利用して小説を発表している人がたくさんいる。大半は趣味の延長線だと思うが、そうでない人も大勢いると思う。しかし、多くの作品は小説としての形態をなしておらず、説明過多な作文になっているのがほとんどである。もっとも全部を読んだわけではないが、そんなものが多い。これはわたしに限らず、知り合いの編集者も溜息をつきながら「駄文の海だわ」と、呆れ返っていた。
 だがまあそれはそれとして、デビューしたいのであれば、まず新人賞を狙うのが打倒ですね。現役の作家も、多くは新人賞からデビューしています。できれば、ハードルの高い高額賞金の出る新人賞がいいでしょう。「江戸川乱歩賞」とか「このミステリがーすごい大賞」とか……。純文系であれば、「すばる文学賞」「文学界新人賞」「群像新人賞」あたりかな……。
 新人賞を勧めるのは当然のことでありますね。現在、少しはよくなってきたようだけど、ご存知のように出版界も不況のあおりを受け、必ずしもいい状況ではありません。各社、青息吐息といっても過言でないかもしれない。
 おまけに出版点数は増えている。ということは、各出版社の編集者は仕事に追いまくられるという状態がつづいているわけです。一人で月に5、6本担当するというのはザラ。そして、彼らは既成の作家さんを何人もかけ持ちして担当しています。ということは、素人さんの持ち込み原稿を読んでいる暇はないというのが現状でしょう。
 だから、知り合いに編集者がいても、誰かに編集者を紹介をしてもらってもほとんど相手にされないといっていいでしょう。すでにデビューしたプロの作家でも、原稿を持ち込むことがありますが、読んでもらうにはそれ相当の時間がかかります。
 ここまで書けばあとは説明するまでもなく、やはり新人賞を狙って日夜励むしかないということになりますね。作家デビューへの最短距離は新人賞です。狭き門ではありますが、尻に鞭打って頑張るしかないのです。
 いささか説明不足かもしれませんが、わたしの拙い説明は間違っていないはずです。
 でも、作家って食うの大変なんですよ・・・・・。楽じゃありません。印税生活なんて夢です。増刷なんて憧れます。初版で終わりが多いのです。情けないです。もっとおれの本を買ってくれーと叫びたくなります。
 はい、最後は愚痴になったので、この辺で失礼。
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by kingminoru | 2005-02-23 17:42 | 小説家(小説)

頭がウニになる

■これまでの遅れを取り戻すために、二本同時進行で仕事しているが、やっぱしんどい。
 一本が進めば、もう一本を書く分量が極端に少なくなる。どちらも平均して進めるという具合には行かない。こっちの〆切は明後日まで、こっちはその二日後という具合なら、その〆切に合わせて集中すればよいが、書き下ろしの〆切はそう迫っていないから、どうしても中途半端になってしまう。
 だが、連載というのは、厄介なもので、連載時はそのまま進行しても、連載終了後大幅加筆修正が必要になる(このケースは多い)ときがある。こうなると、一作を書くのに2倍の時間を費やしたのと同じになる。
 さて、連載がよいのか、書き下ろし専門でいくのがよいのか? どちらにも一長一短があるようだが、えてして書き下ろしだけにしたいという作家は多いものだ。
 ああ、頭がウニになってきた。ウニウニウニウニウニウニ・・・・・。
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by kingminoru | 2005-02-22 16:08 | 小説家(小説)

赤木圭一郎の墓参り

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■今日はトニーの命日。東名をブイブイ飛ばして、静岡県富士宮市にある大石寺に。ぼくの前に見えた人がいたらしく、花とラッキーストライク&ライターが置いてあった。ぼくも線香をあげて挨拶とお礼。
 想像していたのは、スターらしくでっかい墓だったが、そうではなかった。でも、それが彼らしいのかもしれない。それに彼一人の墓ではなく、家族の──要するに赤塚家の墓だった。彼の本名は赤塚親弘なんですよ。
 一日仕事になってしまったが、墓参りしたことはよかったと思う。今日は疲れたので、早めに就寝。
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by kingminoru | 2005-02-21 20:05

腰抜け警察官

■目撃したぞ! 腰抜け警察官!
 昨日ベンツに乗った男が事故を起こした。側道あるいは中央分離帯(TVではそうだったような・・・)にぶつかったのだが、運転していた男はいきなりハンマーのようなもので、フロントガラスやサイドウインドウをメチャクチャに叩き壊しはじめた。シートに座ったまま、狂ったように、ハンドルと窓ガラスをぶっ叩く、腕を振り回し、唸るように吠えながらガラスをグチャグチャにするのだった。
 事故を知った近所の警察官二人が駆けつけ、これを見て、無線で応援を要請。声をかけてやめさせようともしない。ただ、離れたところから見ているだけなのだ。
 男はますます狂ったように、のたうち回るように体を動かし、すでに壊れている窓をなおも叩きつづけていた。だが、疲れたのか、息切れしたのか、その壊れた窓に体を突っ込んで外に出てきた。
 二人の警官はギョッとなってそっちを見る。男が歩道に立った。
 二人の警官はどうしたか?
 すっ飛ぶように逃げたではないか! 
 なんでだよ? 普通は取り押さえるだろうが! 逃げるなよ! 腰抜けが!
 ぼくはそのニュースを見て吼えていた。
 逃げなかったのはカメラをまわしていたカメラマンだ。あんたはえらい!
 結果的に男は応援で駆けつけてきた警察官によって拘束されたのだが、あのニュース映像をその後見ることはなかった。きっと警察権力の恥だと判断し、警視庁の上のほうからでも「あの映像だけはカットしてくれないか」という連絡があったのかもしれない。
 もっとも今でも流れている可能性はあるのだが・・・。それにしてもへなちょこの、腰抜け警察官を見てしまったおれは、警察不信に陥りそうだ。交番勤務の警察官は頼り甲斐が意外とないのかもしれない。
 以前、やくざが交番に押しかけてきて、拘束されていたそのやくざ仲間に暴行を加えたことがあった。警察官の前でだよ。ボコスコ、スコボコやったのだな。だが、その場にいた警察官は止めようともせず、見ぬふりをしていたそうだ。あとで、その警察官は叱りを受けたのだが、なぜ知らんぷりをしたと問われたとき、こう答えたそうだ。
「やくざが怖かったから……」

■おう、また思い出してきた。元警察官からの証言だが、暴走族と戦う話だ。
 しかし、今日はもう疲れたので、また近いうちに。
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by kingminoru | 2005-02-20 09:17 | 小説家(小説)

汽車のおっちゃん

■まずは訂正しなければならないことがある。昨日、トニーの命日と書いたが、なにを勘違いしていたのか、昨日ではなかった。21日、月曜日がそうである。しっかり確認もせず書くと、こういう些細なミスを犯すんだな。
 今日は早速新作に取りかかった。快調な出だしだ。ぐんぐん飛ばして書くぞ。
 
■今日は仕事のことをもう少し。スケジュール帳を再チェックして気づいたことがある。本日は一作を書き上げていなければならない日だった。それなのに、その作品は書き直しをすると決めている。ふうと肩を落として息をするのだが、それは仕方のないことだ。
 登山家がときに、険しく高く、人があまり極めていない、厳しい山に登りたいという欲求に似たものが、ぼくの中にもある。ほんとうはもっと平坦で歩きやすいコースがあり、楽に登れる山がある。そんな山を征することは難しくなく、自分の生き方にも一向に支障はない。それなのに、あえて難しい山にチャレンジしたくなるときがある。そんな苦労しなくても──という人もいるが、ぼくの思いを止めることはできない。結果、登攀に失敗する可能性だってなきにしもあらずだ。それなのに、やれるところまでやるんだ。必ずあの山を征服してやると、自分にいい聞かせている。
 
■おっちゃんからメールをもらった。60を過ぎてパソコンをはじめたおっちゃんのことを、ぼくはずうっと「汽車のおっちゃん」と小さいころから呼んでいた。国鉄に勤めていたからだ。
 おっちゃんは幼い頃からなにかと理解を示してくれ、ときに忠告──往々にしてぼくの進路についてだったはずだ──に来てもらったこともあるが、そんな気遣いに感謝しつつも、あまり聞かなかったような気がする。
 成人してからはあまり顔を合わせることもなく、田舎に帰っても会う機会はめっきり少なくなっている。それでも、最近メールのやり取りをするようになり、これまでの空白の時間が一挙に埋まったような気がする。もらうメールの一言一句に、親しみとやさしい思いやりを感じる。そんなおっちゃんが、ぼくの作品を初めて読んでくれた。
 以下はおっちゃんがぼくにくれたメールの一文だ。
『見事な書き下ろし読ませてもらった。
3軒目の書店でようやく探し当てた。
稲葉稔の作者名を見つけ、心躍る思いで買い求め、6時間の時間をかけて読破した。
すごい。どこにこんな能力が隠れていたのか?
タンスを引き出し、上に登って遊んでいたやんちゃな子供時代からは想像もつかない。
胸の詰まる思いで読ませてもらったのは初めてだよ・・・・がんばれ』
 ちと誉められすぎだが、正直嬉しかった。
 で、おっちゃんが読んだのは『思案橋捕物暦』(学研M文庫)だった。
 今後も期待に添えるように頑張らねば。さあ、仕事しよう。
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by kingminoru | 2005-02-18 16:59 | 小説家(小説)