智恵子への愛と映画

     山懐に咲く、名も知らない小さな花。
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◇涼しい。もうエアコンはいらない。
 遅れを取り戻すために、ただひたすらパソコンの前に座っている。
 そんなわたしは、昨夜、高村光太郎の『智恵子抄』を読んだ。以前読んだとは思うのだが、すっかり忘れていた。
 智恵子への瑞々しく激しい一途な愛と思慕は、狂おしいほどに切ない。それほどまでに妻を愛していたのかと、つくづく感心させられた。
 もう一度読み直すつもりだが、個人的にはもう少し明るいものが読みたい。読み終えたあと、スカッと爽やかコカコーラ! みたいな作品が。
 なんだぁ、てことは『智恵子抄』は好みじゃないってことか・・・。
 まあ、そうだろうな。だけど、再読するつもりだ。
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◇『亡国のイージス』──この映画は原作を読んだときから、映画化するのは大変だろうなと思っていた。それだけに完成を待ち遠しく思っていた。
 観劇中に何度も思ったことがある。シナリオは苦労しているな、である。
 原作は濃密な大作であるから、このエキスをいかに搾り取り、映像化するための艱難辛苦は想像できるというものだ。ゆえに、ストーリーに無理があった。原作を読んでいるわたしは理解できるが、初見の人は不明の箇所があるのではないかと至らぬ心配をしてしまった。
 しかし、映像自体は素晴らしく、迫力もあり、映画としての醍醐味を味わうことはできた。是非、映画館で観るべき作品である。
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by kingminoru | 2005-08-31 15:16 | 映画

狂瀾のゴルフコンペ

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  (※帰路、海ほたるの沖に沈む夕日)
◇昨日のゴルフコンペの疲れが残っているのか、午前中は1時間で仕事を切り上げる。昼食後、仕事を再開するが、どうも執筆モードに入らない。
 こういったときは無理をしないことにしている。

◇そこで昨日のコンペである。
 06:00集合場所の大倉山駅前に行き、観光バスで一路千葉セントラルGCへ。参加者は35名。
 わたしの組は、甲斐ちゃん、ウッチー、しんこちゃんの4人。
 8時半にスタートし、第1ホールのティーグラウンドに立つ。581ヤードのロングホールだ。右は池、左は山の斜面。わたしの第一打はミスショットだったが、どうにかフェアウェイに残る。ただし距離がなかった。結果3オーバー。
 6番ホールでやっとパーを取るも冴えないゴルフです。前半終わって53。後半に盛り返そうと思ったけど、やはり技量不足で57。トータル110。
 ハンデキャップ23をもらっていたので、総合で24位。
 まあこんなもんでしょう。これでゴルフ場をラウンドしたのは、生まれて7回目となった。10回目あたりには100を切りたいと思う。
 帰りのバスは宴会状態。朝から酩酊状態だった植ちゃんにエンジンがかかり、ますますボルテージが上がっていた。もうどんちゃん騒ぎだ。
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(※撮影者のぼくはいないよ)
 大倉山帰着後、2次会3次会が用意されていたが、わたしは足を挫いていたのでパス。
 そうそう、その足はテーピングをすることで楽になり、何とかプレーできたのだが、驚くことに今朝にはかなり快復していた。
 テーピングがこれほど利くものだとは思わなかった。それに今はその挫いた足を引きずらないで歩けるようになっている。
 もう午後3時か……。今日は切り上げよう。
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by kingminoru | 2005-08-30 15:15 | ゴルフ

ぼちぼち夏も終わりかな

 朝日を浴びて花びらは天に向かって咲く
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◇まことに涼しい過ごしやすい日である。
 書斎の窓から見える木立でさんざめく蝉たちの声も暑苦しく感じない。
 写真はデジカメが入院中なので、昨年九州の田舎で撮った朝顔。
 hideさんに負けられないものな。(←ライバル意識は別にないんだけどね)
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 そんなことを書いていたら電話が鳴った。
 何と、入院中のデジカメが退院の運びとなったのだ。
 早速、迎えに行かねば。

◇仕事は1日の遅れとなっている。他にも遅れに遅れている作品もあるが、9月になってエンジンをかけるぞ! 
と、自分に誓う日曜日であった。
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by kingminoru | 2005-08-28 12:05 | 小説家(小説)

妙なことに感動し、妄想する小説家

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◇ありぃ?! と、いつも思うのは、蟻を見ているときだ。
 蟻という生き物はじつに力持ちである。自分の何倍もする獲物を引きずって運ぶし、垂直に切り立った壁も水平な地面を走るように、すいすい登っていく。おまけに雑食だ。鋭い牙で小さな甲殻類の固い殻を噛み砕き、肉を食いちぎる。
小さいながらも恐ろしい生き物である。以前も、蟻のことは書いたが、本当にそう思うのであった。

◇浅倉君と新車を買いに行った。二人とも同じ車を気に入り、それを購入したのだが、自分の車の運転席から浅倉君の車を見ると、なぜか自分のよりグレードが高く、しかもかっこいいではないか。
 おかしい、と思い。浅倉君の車に乗せてもらったら、何と内装もすべて違うではないか。それに車内が広い。同じ車だったはずなのに、いつの間にか浅倉君は二人で選んだはずの車ではないのを買っていたのだ。
 ぼくは車を突き返して、浅倉君と同じ車を買おうとディーラに談判したが、もう乗車した車の返還は利かないといわれ、がっかりしたところで目が覚めた。
 まことにもって夢とは不思議なものだ。いずれ、夢をテーマにしたファンタジーを書こうと企んでいるわたしである。

◇『ホネツギマン』は正直いってどうでもいい映画だった。星五つが満点なら二つしかつけられない。昼間は整体師、夜はプロレスラーをやっている主人公は、両親と妊娠中の妻の死(妻は生きているのだが)を見て、茫然自失となり、心神喪失状態で暴れまくり、ついには両親を殺した悪党に制裁を加えるのだが、まったくリアリティに欠ける。
 暇つぶしに見るのならよいが、わたしには時間の無駄だった。それでも最後まで観た自分は何なんだ・・・・・?

◇のろまな亀、あるいは牛歩、もしくはナメクジの歩みでしか仕事は進まぬ。
 うむむっ・・・うむむっ・・・うむむ・・・
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by kingminoru | 2005-08-27 12:59 | 小説家(小説)

ヒトラーの最期だけではない

       「ヒトラー最期の12日間」
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◇台風が接近している。我が家のマンションはというより、我が家のテラスは排水がうまくいっていない。ゆえに集中的な豪雨になると、テラスが水浸しになりリビングが浸水しそうになる。
 昨年の豪雨のときに大慌てをしたのだが、どうにか難だけは逃れた。その後、管理会社に対策を練ってもらい、屋上の排水溝に手を加えてもらった。以来、水の心配はなくなったが、じつはさっき猛烈な土砂降りとなり、またもやテラスが溢れそうになった。

 わたしは管理人室に駆け、早く何とかしろとせっついた。それで管理人と二人して、屋上に上がり排水溝にタオルとビニールで応急の栓をした。これで被害は防げたが、今回は徹底して管理会社に補修させる。
 
 高いローンを払い、高い管理費を払っているのだから当然のことであるわな。ローンをチャラにしてくれるっていうんなら、何もしなくてもいいけどね。そんなことないしな(笑)。

◇映画を観た! それが上の写真。説明するまでもなく『ヒトラー最期の12日間』であるが、これは傑作だった。
 わたしはかつて日本テレビ系でやっていた『知ってるつもり?!』の構成をやっており、その折ヒトラーの話は二回も作った。また、戦記物小説でもヒトラーを登場させたりしているので、それなりに彼には詳しいつもりなので公開前から期待をしていたが、期待以上の作品だった。
 何よりヒトラーを演じる役者が素晴らしい。追い詰められた彼の苦悩、葛藤、焦燥を見事に演じているのだ。
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 圧巻は信頼できる部下だけを部屋に残し、司令官を罵倒するシーンだ。悪鬼のように顔を上気させ、拳を振り上げ振り下ろし、髪を振り乱して、敗北の原因は無能な司令官にあり、その司令官らは自分の期待をことごとく裏切るばかりか、自分を罠にはめているとさえ断言する。さらには一言で更迭してしまう。
 スターリンのように司令官の粛正をすればよかったとさえ放言する。
 
 だが、彼は負けるという現実にすでに直面にしており、身の処し方を2年前から準備する。それが新しい女性秘書の雇用であった。
 この映画はその秘書の証言を元に、克明に描かれているという。実際の彼女は映画の最後に登場し、とても大切なメッセージを残している。
『若いから何もわからなかったといういいわけは通用しない。若くても目を開いていればわかったのです』と。(少し違うかもしれないが、そんな言葉だった)
 この言葉の意味は映画をご覧になればよくわかります。
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 ヒトラーはほとんどベルリンの地下司令部にいるが、私生活のときには人間的やさしさをもって人に接する。だが、仕事となると冷酷な男に変身する。
 二面性をもった狂気の男だ。
 映画は純血種のアーリア人こそ世界を支配するものだと口を憚らないヒトラーの、人物像がよくわかるばかりでなく、側近たちの苦悩や地下司令部での傍若無人な様子も描いてあり、じつに興味深い。そして、いよいよ最後のときが来ると、彼らは自らの命を絶つばかりでなく、妻や家族をも道連れにしてゆく。

 しかし、ヒトラーはどこかの偽政者と違い、ちゃんと自分の命を自分で処している。金を持って地下に隠れた、どこかの独裁者とは違うところだけは、ヒトラーのえらいところかもしれない(あまり褒めたくはないが……)。
 ともかくかなり歴史に忠実に描かれている作品であることは間違いないし、後世に残すべき名作であるのもたしかだと思う。

◇テラスの洪水騒ぎで、仕事への集中力が削がれた。
 まいった。
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by kingminoru | 2005-08-25 14:01 | 映画

幽霊が出るゾ~

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◇今日は幾分涼しくなっている。仕事がしやすい状況だ。
 さて、さて、またもや新刊の案内をしなければならない。今月3冊目である。
 これでしばらくは新刊は出ませんのでご容赦のほどを。
 今日のは『幽霊裁き』(ベスト時代文庫)kkベストセラーズ──。
 タイトルどおり、幽霊話が盛り込まれております。背中ゾクゾクのコワ~イ話あり。闇刺客御用始末のシリーズ第2弾目で、ナマグサなくせに妙に女にもてる剣の達人・桐野辰蔵が活躍します。
 すでに書店に並んでいますので、どうぞよろしくm(_ _)m<(_ _)>_(._.)__(_^_)_

◇ほんとは映画の話も書きたいが、明日にしよう。いい映画を観たのだ!!

◇風がない。蝉の声がいくつも重なっている。
 ぼくはグラスの水を口に運んでパソコン画面をにらむが、脳から指先に指令が伝達されない。ゆえに指を遊ばせている。
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by kingminoru | 2005-08-24 15:15 | 小説家(小説)

神社で願掛けする?

b0054391_1641484.jpg◇神頼みというのがある。わたしはとくに信仰心が厚いわけではないが、神社の前を通ると半端な小銭を賽銭箱に入れて、柏手を打ち無心に祈る。
 小銭は一円玉を3つだったり4つだったり、あるいは7つだったり、ときに5円玉が混じったりする。また10円玉がかさばり、6枚入れたり7枚入れたりといろいろだ。それでも通るたんびに賽銭を上げるから、年間を通して考えるとかなりの金額になると思う。まあ、それでも5千円にはならないか。
 賽銭は投げ込んだり、放り込んではいけないそうだ。賽銭箱に落とすように入れるのが正しいらしい。
 なぜこんなことを書くかというと、吉報があったからだ。御利益があったのかもしれないと勝手に解釈したからでもある。
 今月出したばかりの『裏店とんぼ』(光文社文庫)の売れ行きがよいらしく、5000部増刷されたのでした。初刷り作家返上だ!
 もう何年も「増刷」という言葉を聞いていなかっただけに嬉しいのである。
 増刷──何と心地よい響きだろう。
 しかし、有頂天になっていないで、しっかりした仕事をしなければと気持ちを引き締めるのであった。

◇先日買ったアイアンの代金を払っていなかったので、払いにゆく。途中、何で棒切れにこんな大枚を払うのかと疑問に思ったが、買ったものは仕方ない。後悔しないように、せっせと腕を磨かねばならぬ。
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by kingminoru | 2005-08-22 16:41 | 小説家(小説)

あ・いあ~ん

◇いかんなあ、もう夏は終わる。
 そして今朝はイマイチ体調不良。昨夜の深酒がたたっている。
 それでも気合いを入れ直して仕事をせねば。
 まずは送られてきた出版契約書に署名捺印して・・・。

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◇昨日はこんなところに行ってバカンスを楽しんだ、隆パパが勧めたアイアンを買いに行く。
                         『プロギアTR-X915CR』
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 買ったのがこれだ! 久保田社長の仲介で値引きをしてもらった。
 試打をしたが、これまでの安物へなちょこアイアンと違い、ちゃんと番手どおりの距離で飛んでくれるではないか!
 すこーん! 「あ、いーあん!」とオヤジギャクを飛ばして打ちまくったぞ。
 これで人並みのセットになったようだ。あとは腕を磨くだけですな。
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by kingminoru | 2005-08-21 09:12 | ゴルフ

ピエロの赤い鼻

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◇ドイツ占領下にあるフランスのある街で、ポイント切り替え所が爆破されるという事件が起きた。犯人は2人のフランス人。しかし、その切り替え所には同じフランス人の老人がいた。
 ドイツ軍は犯人捜しに躍起になり、4人の容疑者を捕らえ、深い穴の中に放り込んで拘束する。2人が自首すれば、他の2人は救われる。
 だが、本当の2人の犯人が無実の2人に真相を話しても信用してくれない。そして、ついに銃殺刑のときがきた。4人は一巻の終わりだ。
 しかし、このとき、1人のドイツ人番兵が上官に反抗して殺される。この番兵は穴の中の4人に食糧を与え、自分は戦前フランスのサーカスでピエロをやっていたと告白し、4人の容疑者を笑わせ、いっときの安寧をもたらし、気持ちをやわらげてくれた。
 だが、彼は殺された。そして4人に最後のときがきた。銃口が向けられる。みんな目をつぶり、恐怖の極みに追いやられる。
 ところがこのとき、真犯人が見つかったという連絡が入り、4人は釈放されることになる。
 真犯人の2人はわけがわからなかったが、ポイント切り替え所で犠牲になり重体になっていた老人が、自分はもう駄目だから自分が犯人だったのだと、妻に偽証させたのだった。
 これ以上書くと未見の方に失礼なので控えるが、久し振りにいい映画を観た。
 大推薦です!

◇昨日はウッチーと一緒に軽くゴルフの練習にゆく。しかし、左胸に異痛があり、痛みを庇うためにフックすることしばしば。だが、原因が判明した。ぼくはダフりやすい打ち方をする。ダフッたとき、胸に響くのだ。それが左胸の異痛だとわかった。
 これ(フック)は修正すればすぐ直る、はずだ。それからアイアンである。これは問題だ。ヘッドが軽いために妙に力を入れないと飛ばないし、安物のせいかあてるのが難しい。他の人のアイアンを使ってよくわかった。
 ウッチーがレディース用みたいだという。そうではないから、ひょっとしたらこれはオカマ用のクラブかと二人で、ぼくのアイアンを笑う。アイアン可哀相。
 でも、新しいのが必要だ。無駄な力が必要になるクラブはいらない。しかし、アイアンは高い。そこで考えついた。短編を引き受ける。そうすれば、楽勝で買える。問題はもう片づいた。
 それにしてもウッチーはすごい。来週コンペがあるが、もう今日の練習で十分だという。それはそれでいいのかもしれない。彼のスウィングはいいし、フォームもきれいだ。スタイルがいいからかっこよく見える。
 短足・胴長・がに股のぼくとは大違い。それにゴルフのキャリアだってかなりのものだ。何といってもぼくは初心者だからな。練習に励まないとついていけない。ついていかないとみんなに迷惑をかける。だけど、練習時間がなあ・・・。
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by kingminoru | 2005-08-19 07:34 | 映画

地震、雷、大雨

◇昨夕、2泊3日の夏休みから帰宅。行ったのは飽きもせず本栖湖。
 参加メンバー6人。今回はタープがひとつ増え。ひとつをキッチンに、ひとつを〝リビング〟兼〝食堂〟にする。さすが夏の連休だけあって、キャンパーが多い。ぼくたちはサイトの隙間を縫って、トイレと水場に近いところに場所を決める。
 今回は料理にはとくにこだわらず、あるものですませる。それでも豚汁やサラダ、ナポリタンはうまかった。ぼくの作ったポップコーンは大失敗。家で作るとうまくいくのに、失敗したのは容器のせいのようだ。
 食って寝て、酒を飲んで焚き火の前で語り合う。ときにゴルフのアプローチの練習をし、森の中を散策し、写真を撮る。だけど、デジカメが故障して泣きです。まだ買って2ヶ月しかたっていないのに……。したがって写真のアップができない。どこかの誰かさんと一緒だァ。
 仕事を少しと思ったが、読書も少ししかできなかった。それはそれでいい。
 それから地震があった。その後、雷と雨。
 テントの中を稲妻が明るくし、雨がフライシートを叩く音は妙に心地よかった。
 タープの下で雨の斜線を見るのもかなり情緒があった。ああ、これが自然なんだと。

◇サッカー日本代表。2-1。イランは弱かった。日本が強くなったのか? たしかに昨夜の日本の動きはよかった。ツートップの大黒と玉田。二人とも持ち味が出ていた。
 これからが楽しみ。これからもファンを落胆させない試合をお願いしたい。

◇新党結成ですか。国民新党? 郵政民営化問題だけで仲間割れすることあないと思うけどね。もっとも仲間割れは郵政問題だけではないというのもわかっているけど、ちょっと子供じみてないかな。

◇今日はエンジンのかかりが悪い。慌てず、ゆっくりゆこう。
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by kingminoru | 2005-08-18 08:54 | アウトドア