帰ってきた一匹とひとり


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b0054391_12273341.jpg         (*赤ちゃん「立夏」ちゃんと遊ぶアニー)

◇田貫湖キャンプはあいにくの天気ではあったが、晴れ間もあったり、満点に散らばる星を眺めることも出来た。紅葉を期待したが、まだ一部しか紅葉していなかった。
 紅葉を見たのは、帰路、わざと遠回りをして本栖から河口インターに抜ける道(国道139号)を選んだときだ。
 とくに氷穴と風穴の前を走る富士パノラマラインの一直線道路の両脇は、黄色や橙(だいだい)、緋色などに色づいた葉叢が常緑樹の緑に映えていた。
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 (*ねえ、まだテント立たないの。お腹空いたよ)

 キャンプはアニー中心(わたしの場合だけ)だったけど、湖の鴨を追い立てたり、モグラの穴をしゃかりきになって掘ったり、芝の上をそれこそ飛ぶように走ったりとひとり(一匹)で大自然を満喫していた。
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◇早速仕事にかかっている。それじゃ、中途で終わっていたつづきです。

【ワンニャン物語】第4話
 別れ──3
3/3 
 0時35分、トノが息を引き取った。
 あまりにもあっけなかった。昨日、武田先生に往診に来ていただき、点滴を受けたあと、トノはわりと穏やかになった。薬が効いてきて、このまま眠れば、治るのではという淡い期待を抱いた。私と妻は、トノの落ち着いたような様子に安心し、夕食を取った。私はビールに水割りを飲む。ふたりとも睡眠不足ではあったが、何となくほっとしていた。軽く食事を終えた私は、夕刊と本を携えトノのそばに行った。
 そのとき、心なし呼吸がさっきより荒くなったのではと、気になった。さっきもこうだったかなと思う。不安になり妻を呼んで、その件を聞いてみた。彼女もあまり自信はなさそうだったが、以前(かなり呼吸が激しいとき)よりはいいんじゃないのと言う。
 そうかと納得し、トノに呼びかけたりした。か細くかすれた声で「にゃあ」と応える。本当にか弱い、今にも消え入りそうな、頼りない声だった。
 しばらく私は彼に話しかけ、落ち着いたようなので、本に目を通しているうちに、眠ってしまった。
「ちょっと様子がおかしい」
 妻にお揺り起こされたのは、それから2時間あまり経ってからだった。
 時計の針は11時を指していた。
 トノの息は確かに荒かった。苦しそうに鳴き、また痛がっているようでもあった。
 私が眠りこける前とは大違いである。治療を受けてから10時間弱で容態が急変した。妻が武田先生に電話する。先生は自宅にいたようだが、伺いますと言ってくれた。先生が神様に思えた。私と妻は必死になって、トノを励ます。
「ガンバレ、大丈夫だ、絶対大丈夫だ」
 私は何度も同じことを言う。妻は血が通わなくなり、今や力のちの字もない、トノの後ろ両脚を必死になでさする。
 先生が30分ほどで到着。例によって問診。ほとんど妻がしゃべる。先生は聴診器でトノの脈や心臓を探る。
「心臓の鼓動が乱れてますね」
先生は聴診器を外して言う。それから、これからの処置についてと、説明をする。
 心筋症の点滴注射と、痛み止めの注射を打つことにする。痛み止めは、心臓の関係もあり、通常より半分ということだった。皮下注射である。その後、もしまた痛くなって苦しむようならと、先生は注射と痛み止めのアンプルを示し、注射の打ち方を教えてくれた。いざという場合に備え、置いていくと言うのだ。私たちは真剣に聞く。もう必死だ。トノをこれ以上苦しめたくない。
 先生をエレベータまで送り、私はほっとしてリビングでぼんやりタバコを吸った。
「やっぱり何だか変」
妻が顔色を変えてやってきた。どう変なんだと言いつつ、寝室に行き、トノを見る。何となく変だと私も思った。呼吸が不規則で、しかも荒い。舌を出している。妻が先生に指示を仰ごうと言う。今処置してもらったばかりなのに、気の引けるものもあったが、そんな場合じゃない。指示してもらうだけだ。妻が先生に電話をする。あれこれ説明するが、半ば動転していて、うまく伝わらない。私が代わりに説明を始めた。その間に妻は寝室とリビングを、おろおろ行き来する。
「しゃっくりみたいな咳をする」「呼吸が不規則で、ハアハアぜえぜえを繰り返す」などと妻が青い顔で報告する。
 私はそれを先生に伝える。先生曰く、
「正直言って、危ないかもしれない」
 そのとき、妻の声がした。
「息をしてない!」
 私は受話器を握りしめたまま、一瞬目をつむった。それから冷静な声で、
「呼吸が止まったようです」
 そう先生に告げた。先生はすぐ引き返すと言ってくれた。
 電話を切り、寝室に行く。トノは呼吸をしていなかった。体をさすっても何の反応もない。妻がマウス・ツー・マウスで息を吹き込むが、それも気休めでしかなかった。トノは逝ってしまった。享年10。
 私と妻、ふたりで通夜をやった。好きな缶詰を、ドライフードを、そして水と花を添え、線香を炊いた。彼の思い出をいっぱい語り合った。妻とふたりで、つたない般若心経をあげた。私は途中でつっかえ、嗚咽を漏らした。妻は最後までお経を上げた。その後、滂沱の涙を流したが、ちゃんとお経を上げた妻が偉く思えた。
 トノはとてもいい子だった。賢い猫だった。私のデスクにあがっても、絶対キーボードには乗らなかった。こんなことを言えばきりがない。とにかくトノにサヨナラを言った。「ごめんなトノ、でもおまえは幸せだったはずだ」
トノは500%、いや1000%天国に行く。それだけは確信している。
 ありがとうトノ。
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by kingminoru | 2005-10-31 12:33 | ワンコ&ニャンコ

悲鳴をあげたミーチャ

◇5時起床。外は雨。散歩どうするか考えながら、新聞をゆっくり読む。ニュースを見る。雨が小降りになった。よし、今日は三ツ池公園に行こう。
 アニーを車に乗せ、渋滞する道路をかきわけて公園に辿り着く。人が少ない。野球の早朝練習をしているぐらいで、すれ違う人も数えるほどだった。
 公園を一周して自宅に帰る。資料読みをするが、進まない。
 昼前に家を出て玉川病院に。智健の手術。行くと、妹と義弟がいた。前の手術が遅れているので、待っているところだった。智健は暇そうだから、将棋を誘う。
 駒を並べたところで看護師さんが呼びに来て、手術室へ。無事に終わった。

◇午後、ミーチャを連れて動物病院に。ワクチンを打つ。アニーに怯むことなく挑んでいくお転婆娘が、悲鳴をあげた。注射には慣れないだろうが、ワクチンはもう一度ある。
 ミーチャ覚悟おし。
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◇そんなこんなで仕事は捗らず。おまけにゲラが到着。あちゃあー明日からキャンプなのに。仕事もってキャンプか……しゃあない。

【ワンニャン物語】第3話
 別れ──2
3/2
トノの容態がよくならない。今、午前6時。寝ているようだが、意識があるのかないのか不明だ。ここ数時間は小康状態を保っている。だが、ときどき呼吸が荒くなり、喘ぐように息をする。水を含ませてやると、少し落ち着いた。
 昨日は、血液凝固を防ぐ注射と、心臓の負担を軽減する注射を打ってもらった。薬も4種類もらった。ふたつ飲ませたが、一個はいつの間にか吐き出していた。
トノの下半身は、冷たく、筋肉も固まっているようだ。足先は体温がないように冷たい。獣医の話では血液が流れていないかららしい。
 それにしても昨日はびっくりした。もう駄目かと思った。断末魔に襲われたみたいに、足で空をもがき、口を大きく開け、かっと目を見開き、体をぶるぶる痙攣させ、苦しみながら胃液を吐き出した。
 さすってやるのが精一杯で、妻に怒鳴った。
「早く医者を見つけろ! 電話しろ!」
 妻も動転しているから、おろおろするだけだった。まったくふたりしてパニックに陥っていた。
 しかし、どうして?
 二日前にはあんなに元気だったのに。家の中を飛ぶように走り回っていたのに。それが突然、こんなになるとは。こんなことがあっていいのかと思う。あまりにも酷すぎる、むごすぎる。どうして、トノがそんな目に遭わなければならないのだ。彼は何も悪いことをしていない。悪いことで言えば、私の方がはるかに悪いことをしている。月並みだが、どうして神様、と思う。不公平ではありませんか。
 とにかくどうやってトノを救ってやればいいか、その術が分からない。言葉が通じれば、何でもしてあげられるのに、何もできない。どこが痛いとか、苦しいとか、何をしてほしいとか、言うことが分かれば、何でも望みどおりにしてあげるのに。
 言葉が分かればと痛切に思う。私は無力に、ただじっと様子を見てやることしかできない。出るのはため息ばかりだ。 
 今は安静にしているが、いつどう急変するか怖くて仕方ない。死んでほしくない。元気になってほしい。また、走り回ってほしい。頑張れ、トノ!
 同日午前中に、昨日の血液検査の結果が分かった。自転車を飛ばして「つなしま動物病院」に行き、武田先生の話を聞く。
 検査の結果、トノの数値は異常なものが多かった。説明を受けながら、心筋症だということが分かる。腎臓もかなり衰弱しているという。すべては、心臓に起因しているらしい。 治療法としては、外科手術で血栓を取り除く。この際、トノの心臓に麻酔の負担がかかり、その時点で死んでしまう可能性があるという。
 さらに、その手術に耐えうる体力があるかが懸念されるらしい。もうひとつの方法は内科的療法である。こちらは薬で病気に対処するものである。どっちがトノの命を救えるか、それは何とも言えないらしい。
 飼い主の意見を尊重すると言われ、トノの体を開くことはむごすぎる、そんなのはいやだと思ったので、内科的処置をお願いすると言った。
昨夜からいろんなことを考え、苦しいのか痛いのか、のたうちまわるトノの姿を見ていると、胸が痛くなり、ああいっそのこと安楽死させた方がいいのかもと思ったり、いやまだ希望はあるはずだと思い直したりするという、心の葛藤を先生に話しているうちに、涙が出そうになった。あまりにもトノが可哀相すぎるから。必死で涙を堪えた。
 その後治療をどこでやるかを相談し、トノが入院をいやがるのはもう分かっているので、往診に来てもらうことにした。
 先生は正午過ぎに、やってきた。心臓の薬と、これ以上の血栓を防ぐ薬、それから脱水症状を和らげる薬、腎臓病の薬の入った点滴注射をした。 
 先生の弁では、足が治れば、心臓病の薬を飲みつづけることで、命は永らえるらしい。だが、足がもし治らなかったら。徐々に細胞組織が腐っていくので、断脚しなければならない。その際の手術も大変で、麻酔にトノが耐えられるかが問題らしい。
 暗澹となった。つまり足が治らなかったら……。
 それから先を考えるのはいやだ。今日はもうやめる。今、トノの容態は落ち着いている。呼吸も今朝より、よくなった。早く元気になってほしい。

(※明日より三日間ブログを休みます)
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by kingminoru | 2005-10-27 17:40 | ワンコ&ニャンコ

女子プロだな・・・

◇「可愛い」と、女子中学生がいう。
「まあ、可愛い」と、犬と散歩中のオバサンがアニーの頭をなでる。
 散歩に出ると必ずそんな言葉を聞いたり、かけてもらう。当のアニーにわかろうはずがないのに、尻尾を振って嬉しそうな顔をする。そして、リードを持っているわたしの顔はでれーっと締まりのない顔になっている。まったく親馬鹿だ。
 下痢を心配していたが、薬が効いたらしく今朝は普通のうんちだった。ほっ。
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◇ミーチャはアニーに遊ぼうとけしかける。そして女子プロレスをやる。ミーチャは負けていない。ひっくり返って逃げ回る。
 まるで「トムとジェリー」(←古い)を見ているみたいだ。でも見ているほうは疲れる。万が一間違いがあってはならないと、目が離せないからである。
 
【ワンニャン物語】第2話
○別れ
 年が明けて以来、ぼくはテレビの仕事に忙殺されていた。そんななか、高校時代の懇親会が信濃町であり、久し振りに旧友らに会うのを楽しみに自宅を出た。
 二月二十九日のことである。空はどんより曇っており、鶴見川にも黒い雲しか映っていなかった。橋の途中で立ち止まり、西の空を見た。鉛色の空。雨が降るかもしれない。
 駅まで来て、ぼくは急に気乗りしなくなった。台本のデキが気になっていたし、何だか信濃町まで出るのが億劫にもなった。別にキャンセルしても問題ないしなという思いが芽生えたが、やはり気の置けない仲間の顔も見たい。
「行くか」
 気持ちを切り換えてぼくは電車に乗った。
 以下は、当時の日記(どこにも公開していない)をそのままうつす。 

3/1
 昨夜、高校時代の懇親会に出かけてすぐ、電話があった。トノが大変。慌てて戻ると、トノの後ろ足がいうことを利かない。病院では「血栓」と判断されたそうだ。血が詰まっているらしい。私が出かける前まであんなに元気だったのに、なぜ、突然そんな病気になってしまうのだろう。痛いのかずっと雄叫びをあげ通しだ。可哀相でしようがない。一緒に寝てやったがほとんど寝ていない。トノもほとんど寝ていない。よほど痛いのだろうか。言葉が分かればいいのだが……。前脚で這いずるトノの姿は本当に痛ましい。なんにもできない無力な自分が悔しい。少し安静に寝てくれればいいのだが。痛みが引いて治ってくれればいいのだが。とにかく無事治ることを祈るしかない。
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     *(あり日しのトノ)
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by kingminoru | 2005-10-26 20:51

いよいよはじめます!

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◇ゲラ仕事を終え、返送する。
 アニーとの朝の散歩は順調。下痢っぽいのが治らないので、薬を増やすことにした。それでOKとのこと。ミーチャは完全復帰で、食欲が以前に戻った。
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◇突然ですが、本日より『ワンニャン物語』(仮題)を開始します。

【ワンニャン物語】第1話
○プロローグ 
今、我が家にはアニーという犬と、ミーチャという子猫がいる。
 アニー三ヶ月半歳(推定)、ミーチャ二ヶ月歳(推定)。どちらも雌。お嬢様だ。
 アニーは保健所で殺処分になるところを保護され、ボランティアの預かりママ・山口さんを経由して我が家にやってきた。ミーチャは他の子猫と一緒に捨てられていたところを市川さんという女性に拾われ、我が家にやってきた。
 二匹とも誰の目にも止まらなかったら、今はおそらくこの世にいなかったであろう。
ぼくが犬を飼いたいといいだしたのは、今年になってからだ。これまで住んでいたところはペット飼育禁止のところばかりだった。それでも猫を飼っていたが……。
 三年前、購入した現在のマンションはペット飼育が「可」である。そんな背景があり、「ともかく犬を飼いたい」と思いはじめペットショップを眺めたり、通ったりしているうちに切なくなった。何といたいけな仔たち──多くは二ヶ月前後だろう──が、こんなに狭いケージのなかにいなければならないのか……。
 この思いはとても矛盾する。それなら買えばいいではないか、買って引き取ればいいではないか、そう思うのだった。しかし、ずっと躊躇っていた。
 その原因は、ペットロスである。すでに癒えているはずなのに、またあの別れが来ると辛い思いをする。その一言に尽きた。
 ところがこの夏、里親制度いうのを知り触発された。世の中にはいろんなボランティアがあるが、恵まれない犬猫を救出するそんな団体を知ったのである。これは以前からぼんやり知ってはいたのだが、具体的なことを認識したのだった。
 このボランティアは、野良化した犬や猫はもちろん、我が儘な飼い主に捨てられたり虐待(足切断や骨折あるいは火傷など)を受けたりしているのを救出し、愛情をもって面倒見てくれる里親を捜していた。
 ぼくが初めて接したのはセンター南(横浜市営地下鉄三号線)の広場で行われている里親会だった。聞けば、茨城から毎週日曜日やってきているとのことだった。交通費や食費はもちろん、犬猫の医療費や食事代も持ち出しである。募金箱があるので、少ないながらも毎回寄付していたが、その類のボランティアを知りたくてインターネットで検索すると、彼らの涙ぐましい努力に胸を打たれた。
 どんな努力かは、長くなるので割愛するが、里親になろうと思ったのはそのときであった。何も知らない人は、ペットショップにいくらでもいい犬がいるよという。それはそうだろう。金を出せば自分の好きな種類の犬が買えるのだ。だが、これは他の愛犬・愛猫家に譲って、とにかく里親になりたいと思った。
 ぼくが里親になることで、ほんとうに恵まれない不幸な犬が助かるならそれでいいではないか、純粋な気持ちでそう思ったのだった。
 そして、紆余曲折(これは後述する)はあったが、先のアニーとミーチャが新たな家族の一員になったのである。
メインストーリーに入る前に、少し長くなるがペットロスになったことを先に書いておく。それは五年前、二〇〇〇年に遡る。
 その年の元旦にぼくはこんなことを書いていた。

「猫」
私の愛猫の名前は、「トノ」。
 トノは猫である。
 毎日よく眠る。
 好きなときにご飯を食べる。
 当たり前だが、稼ぎはゼロ。
 生活のほとんどは飼い主まかせ。
 文句は言わない(言えない)。
 こんな太平楽な生き方はない。
 それなのに、文句も言われず、可愛がられる。
 人間様とは大違い。
2000年元旦

 幸せなトノとの日々があったときのことだ。今読み返してみれば、何と能天気なことを書いているのだろうか! と、思う。
 しかし、こんなのんびりした心境でいられたのは、このあと長くつづかなかった。
 それは突然やってきたのだ。
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by kingminoru | 2005-10-25 14:59 | ワンコ&ニャンコ

あたちは女王?

◇一仕事終える。すぐ、ゲラにかかる。

◇浅倉が所用で横浜の小糸製作所までやってきたので、帰りに寄ってくれた。「帰社」して報告書を書かなければならないからと、30分ばかり互いの近況などを話して別れる。
 こっちは久し振りに飲むつもりだったのだが、仕方ない。仕事だものな。土産まで戴き申し訳ない。
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◇アニーの成長ぶりというか進歩には目を瞠る。
 今朝も散歩をしたが、嫌がらない。すぐ目の前の公園で、車やバイクの騒音などを聞かせてやる。
 午後の散歩は少し足を延ばして師岡公園に。
 驚き。
 車をさして怖がらなくなった。それに嫌がらずについてくる。公園に到着し、意気揚々。他に犬がいなかったのでリードを放してやった。全然わたしから離れない。離れても20メートル前後。わざと遠くに行って呼ぶと、舌を出して一目散に駆けてくる。
 ただ、新たな騒音に少し驚く。それは上空を飛ぶヘリの爆音。これはビビルというより、驚いただけのようだった。帰りはきちんとウォーキングの訓練。
 ご主人様を追い越して引っ張るようではだめだと教える。何度もやる。じつは散歩のたびに少しずつやっていたのだが、今日は70点をあげていい。素晴らしいではないか。
 ただ、軟便(今朝は限りなく下痢に近いのを一回した)が気になる。獣医にもらった整腸剤を投与しているので、明日には治るかな。治らなかったら獣医に連れて行こう。
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       (※あたちは女王よ!違う?)
◇ミーチャがやんちゃで困る。アニーにちょっかいを出し、遊ぼうとする。アニーも応えるが、いかんせん体の大きさが違いすぎる。二匹でいるときは一時も目が離せないが、育ち盛りのお嬢様たちは元気すぎる。(元気ないと困るけどね)
 ミーチャの体調は完全に回復した。一時減った体重も順調に増えている。
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by kingminoru | 2005-10-24 20:50 | ワンコ&ニャンコ

主人の決断

◇今朝も早くに起こされる。起こすのはアニー。そのまま散歩へ。まずはうちの近所を徘徊する。大分馴れてきた。
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 ミーチャとも仲良しになりつつある。でも、アニーはずいぶん痒がるなあ。散歩に出るとそうでもないのだが・・・。フロントラインをすべきか。
 ミーチャはちょっかいを出して、アニーの尻尾で遊ぼうとしたりする。
 夕方三ツ池公園に連れてゆく。ここはかなり広い公園である。散歩中の犬も多い。アニーはそんな犬たちに愛嬌を振りまく。大分世間にも慣れてきつつある。
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◇仕事──お嬢二人がいるせいでなかなか進まない。それに睡眠不足。今夜からアニーはケージで寝させることにする。これにも慣らす必要があるからな。それも、わたしの寝室だから寂しくはないはずだ。今夜は寝たい。
 仕事は明日まで持ち越しになった。仕方ない。

b0054391_17354139.jpg◇柴田よしきさんより新刊『激流』2000円+税(徳間書店)が届く。
 記して御礼申し上げます。以下帯より──
──「わたしを憶えていますか?」澄み切った音色でフルートを吹いていた少女は、修学旅行中、消息を絶った。20年後、同級生たちに突然届いたメール。
 少女は生きていたのか!?──
 女流ミステリー作家の渾身のサスペンスです! 書店に走れ!
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by kingminoru | 2005-10-23 17:30 | ワンコ&ニャンコ

いきなりだぜ

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◇午前4時、アニーに顔を舐められて起こされる。もう少し寝せろと寝返りを打つと、反対側にやってきて、また鼻を舐める。毛布を被ると、足の指を舐める。
 寝られないから起き出して、散歩に行こうと誘う。じつは昨夜、マンション内のパティオや回廊を好きに走らせたので、少しは外に興味を持っているのがわかった。細い尻尾を振り振りして走るのだ。何とも愛らしい。(←親馬鹿、すまぬです)
 そこで今朝である。まだ少し暗かったが、わりとスムーズに出てくれた。近所の犬に遭遇すると、これまたご機嫌。
 がー! 車が通ると、地に這ってぶるぶると怖い怖いをする。無理をさせるといけないので、車に乗せて公園に行くことにした。この公園はワンコの放し飼いOKだし、わりと広い。春には花見もできる場所だ。さて、アニーは……。
 走る走る。ぴょんぴょん跳ねるように走る。嬉しそうだ。尻尾ふりふり。近所のワンコとも友達になり、遊びに来ていた子供たちにもじゃれつく。
 カメラを持参しなかったのを悔やんだが、仕方ない。それに、階段の上り下りをここですっかり覚えてしまった。偉い!
 だが、事件がそこには待っていた。
 一頭の大きめの芝が来たのだが、飼い主がリードをつけてくれと要請。もうそのときには遅かった。恐れを知らぬアニーはその芝犬のトラに愛嬌を振りまいて寄ったのだが、そこを「ぐぉおお!」とすごい形相で吠えられたものだから、そこで体がフリーズして、ぶるぶるのビビリ嬢になってしまった。
 トラがいなくなると、シュナイザー(ジョニー)を連れた人が来て、あのトラは問題児なんですよと教えてくれる。他の犬はいいですけどねと。なるほどね。そうやって情報を仕入れたのである。
 帰宅したら(おっとこのとき階段をすいすい上ったのでした! 偉い)、疲れたらしくご飯を食べるやいなや、ぐうぐう寝てしまった。
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◇ミーチャは昨日ワクチンをうちに行ったのだが、数日前から食欲がなく、嘔吐していたので獣医さんに検査をしてもらった。
 寄生虫などはいないが、便が少しおかしいといわれる。ひとまず薬をもらい、様子を見ることにし、ワクチンは先延ばしになった。
 だけど、今日は食欲もあるし、いつものように元気である。薬が効いたのかもしれない。ともかくしばらく様子見だ。

◇ようやく〆切原稿のチェックを終える。明日再度チェックをして、メールできる。そのあとにはゲラだ。二人のお嬢のためにも頑張って仕事しなきゃな。
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by kingminoru | 2005-10-22 20:48 | ワンコ&ニャンコ

ウンコ印の初日

b0054391_1526351.jpg◇いやはやもう大変でござるよ。
 アニーは、昨夜はおとなしくわたしと同じ部屋に寝てくれたはいいが、朝の散歩をいやがる。あきらめて、朝食後に散歩に引き出すが、マンション玄関前で立ち往生し地に伏せて、テコでも動かないぞという。
 しばし迷った末、わたしはリードを放して知らんぷりをよそおい、30メートルほど離れて振り返った。すると、尻尾を振って来るじゃないか。
 そのまま散歩に出ようとするが、しばらく歩いてやはりいやがる。人が通ると尻尾を振ってじゃれつく。人馴れはしている。だけど、車が通るとビビリまくり、地に這ってしまう。う~ん、無理に強い刺激を与えるより、少しずつ慣らしたほうがいいと判断し、家に引き返す。だが、ここで階段を上ろうとしない。じゃあエレベーターを使おうとするが、乗ろうとしない。
「アニー、さっき階段をさっさと下りたじゃないか」
 といっても嫌がる。そうか階段の上りも教えなきゃな。
 散歩は中途半端で終わってしまった。
 あとは仕事の合間を見て、ホールドスティルとタッチングをしてやる。これはアニーの背後から体をなでてやることで、タッチングは文字通り触ってあげること。
 横になってひっくり返っても触らせてくれるから、こっちは問題なし。
 と、思いきや目を離した隙に、ウンコ!
 あれ~、そんなとこでやっちゃあかんよ。何と和室に置かれたミーチャのトイレの前で粗相をしていたのです。
 でもこれも徐々に、散歩も徐々に。何といっても来たばかりだからな。
(*上の写真は、ぜ~んぶアニーのオモチャ)
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(今日は少し美人に映っていない?)
◇ミーチャはワクチンを打ちに行っております。
 その間アニーは昼寝。二人の関係はなかなか大変ですよ。
 アニーは友好的に遊ぼうと誘いかけるけど、ミーチャは何しろ小さい。アニーの誘いかけを怖がります。でも、好奇心旺盛に近づいたりするから不思議。
 こりゃあ飼い主が辛抱して付きあってやらないといけないなと痛感。

◇やっと仕事にエンドマーク。〆切に間に合いそう。
 しかし、ゲラ仕事が残っている。つぎの仕事が待っている。どこでずる休みをするかと、ひそかに考える午後でした。
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 うるさくて眠れないとヘソを曲げているミーチャはぷんぷん印だったのだ。
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by kingminoru | 2005-10-21 15:22 | ワンコ&ニャンコ

デビューします!

◇〆切間際の原稿。必死必死。
 汗汗・・・四苦八苦、終わらないじゃん。
 お昼までに届け物が二つ。12月刊のゲラ、別の編集者から壁掛けの時計。
 時計には、おっとマリリン・モンローとジェームス・ディーンとエルビス・プレスリーの絵が描いてあるぞ! さらに時計の周囲には電飾。おっとっと、青い蛍光灯がまぶしいぞ。
 どこかのバーに置いたら似合いそうだけど・・・でも、せっかくの厚意で戴いたのだからうちに飾っておこう。場所選びに苦労しそうだけど。

◇そして、最大の届け物が!
 じゃーん! デビューしました。
 うちのアニーで~す。(じつはさっきココと書きましたが、いきなりの改名となりました。呼ぶときに語弊が生じることに気づいたので)
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(*ちょっと昼寝したくなった前なのでだれてます)
 まだ4ヶ月のお嬢です。でも、元気いっぱいにじゃれついてきます。
 ミーチャは少し警戒しましたが、そのうち慣れてきて、同じ部屋で昼寝をしました。
 こうして、お嬢様二人(2匹)が我が家を占拠することになりました。

◇アニーは殺処分間際にシェルターに引き取られ、それから預かりママのところでお世話になっていたのです。
 預かりママの山口さんは、別れがつらいのかアニーの見送りを断りました。気持ちはわかります。これまで一生懸命面倒見てくださり、そしてちゃんと躾までしてくださったのですから。感謝感謝です。

b0054391_15385947.jpg「君、誰?」と、首をかしげるミーチャ。


b0054391_154028100.jpgそんなに見つめられると困るな~。遊んでよ。


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 ミーチャは警戒します。自分の縄張りなんだものな。でもね・・・。
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こうやって大接近したのでした!
てなわけで、これからしばらく「ワンニャン物語」がはじまりそうな気配。
 そうでない日もあるだろうけれど、成長日記をつけていくことにします。
 ブログをもうひとつ立ててもいいけど、面倒くさがり屋のわたしはそんなことはしない。全部ここでひとまとめにしてしまう。そのうち気が変わるかもしれないけど・・・。
 今日はこの辺で、それじゃまた明日。さよならさよならさよなら。
※と、書いておきながら、訂正。
 最初にアップしたとき、「ココ」と命名していましたが、「アニー」に変えました。ココ、ここにおいでではどうもしっくりこなかったもので・・・(^_^;)
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by kingminoru | 2005-10-20 15:42 | ワンコ&ニャンコ

食う寝る遊ぶ

◇雨。朝からずっと降りっぱなし。やむ気配いっこうにない。
 ただひたすら引きこもってキーボードを叩く。
 そんな一日です。

◇靖国参拝が物議を醸しているな。個人的には問題ないと思うのだが、あそことあそこの国がいちゃもんを付けてくるもんだから、尻込みをする政治家もいる。
 毅然とした態度を取らないから、問題になるのではなかろうか? いやいや、相手のご機嫌も伺いつつ、頭脳的に立ち回るときも必要なのですよという、そんな声も聞こえてきそうだ。これ以上書くと、筆が滑りそうなのでやめておこう。
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◇ミーチャの行動。
 起きる、飯を食う、運動会のように駆けたりジャンプしたりの大騒ぎ、ちょいと疲れたので仮眠、起きる、飯を食う、また運動会。
 一日中その調子。元気すぎる。もちろんいいことだけど。
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by kingminoru | 2005-10-18 15:13 | ワンコ&ニャンコ