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気がつけば1月は終わり

◇時の流れの早いこと。

 気がつけば、もう一月最後の日です。

 相も変わらず原稿に追われる日々ですが、今日は辞書サービスを提供している「ジャパンナレッジ」に障害が発生し、ただいま使用できない状況。
 復旧作業を急いでいるらしいが、まだめどは立っていないという。

 原稿書きに辞書は必須アイテム。

 そのために、今日は仕事を切りあげます。

 明日は仕上げるぞ、と意気込んで。

 


# by kingminoru | 2014-01-31 13:16 | 小説家(小説)

出ました

◆剣客船頭シリーズ

 第八弾


 『本所騒乱』

 出ました!
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# by kingminoru | 2014-01-09 10:52 | 小説家(小説)

猪瀬都知事

◆猪瀬直樹都知事が徳洲会から5000万円を受け取った。

 そのことで、都議会で連日審問を受けている。

 都知事の発言が二転三転するなどと、世間の耳目を集めているが、事実はどうなっているのかわからない。

 それにしてもやり玉に挙げられること自体に問題はあるのだろうが、わたしは知事を審問する都議会議員に不快感を覚える。

 それは野次だ。

 こんな場面があった。
 知事は金を受け取って鞄に詰めたという。
 その鞄を知事が持参して、実際に5000万円相当の箱を入れてみせる場面がテレビで映し出された。

 そのとき、野次が飛んできた。
「入んねえじゃねえかよぉ」
 知事はむりくり押し込んで箱を入れたのだが、そんな野卑で下品な野次を飛ばす議員の品性を疑う。

 都議会議員は都民から選ばれた代表者である。それなりの学歴も教養もあるはずだ。
 選挙運動中は、粗野な言葉を使って演説もしなかったはずである。

 それなのに、神聖な議場で、まるでガキの喧嘩みたいな野次。
 人間性を疑いたくなる。

 テレビを見ていた子供たちにも悪影響を及ぼす。
「ああいえばいいんだ」
 そんなことを思った子供がいたかもしれない。

 また、野次を飛ばした議員を選んだ都民も失望するだろう。
 審問は喧嘩ではない。冷静で節度ある質疑応答が望ましいし、そうであるべきだ。

 議員さん、当選して掌を返すような暴言は謹んでもらいたい。

 わたしはそう思うのである。



# by kingminoru | 2013-12-18 05:15 | こだわり

今年最後の新作

◆本年もよく書きました。

 苦しみあえぎ、悶え、そして書きあげたときの達成感。
 出来はいいのかよいのか・・・・・。

 それはいつも不安。
 書いているときも、これでいいのかと葛藤している。

 でも、わたしには書くことしかない。
 小説を紡ぎ出すのが好きなのだ。

 来年もたくさんの傑作をだしたいと思います。

 出来たてほやほやの拙著を紹介します。
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 よろしくです(^-^)v

# by kingminoru | 2013-12-10 06:32 | 小説家(小説)

悲願の1勝 宮里優作

◆決して体の大きいほうではない。
 体格的に恵まれているとはいえない。
 しかし、彼のスイングはきれいだ。そして、飛ぶ。
 技術もある。

 アマチュア時代は数々の試合で優勝してきた。
 そして、鳴り物入りでプロ転向。

 ところが、成績はなかなかふるわない。
 もう一歩のところまで行って、そこで終わってしまう。
 勝利をつかみかけて、自滅。
 その繰り返しだった。

 関係者だけでなく、多くのファンもいつ勝ってもおかしくない選手だと思っていた。
 
 宮里優作。
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 女子プロゴルファー宮里藍の兄。そして、聖志の弟。

 2013年12月、読売カントリー。
 その年、最終戦となるJTカップ。
 優作は初日から調子がよかった。しかし、最後に崩れるのが、これまでの優作のパターン。

 そして、問題の最終日、8日(日)。
 スタートしたが、ボギーでスコアを落とす。
 ああ、やっぱり駄目なのか、という思いが脳裏をかすめる。
 そう思ったのはわたしだけではないはず。その一方で、ここで踏ん張ってほしい、崩れてほしくないと祈るような気持ちでもあった。
 もちろん、本人がそのことを一番意識し、ハートを強くしていたはずだ。杉沢キャディはどんなアドバイスをしているのだろうか? そんなこともまで気になった。

 追い上げてくる選手を振り切るために、リードを広げたいが、逆に縮まってくる。
 6番7番と連続バーディ。しかし、8番9番で連続ボギー。
 後半は我慢のゴルフ。

 そして、迎えた最終18番。リードは3打差。
 ダブルボギーでも優勝できる。

 放ったティーショットは、グリーン左のラフへ。それも逆目の微妙なところにボールがある。
 それでもピンの下につければ、パーは拾える。最悪でもボギーであがって優勝。

 そして、優作の2打目のアプローチショットは、トップしてグリーンを横切り反対側のラフへ。
 ギャラリーからため息と悲鳴。
 天をあおぎ、胸の前で手をにぎりしめる人も。

 優作はつぎのアプローチにかかった。寄せワンの、ボギーフィニッシュでOK。

 優作はひとつ息を吐き、ゆっくりクラブをテイクバック。
 ボールを高く上げてのロブショット。

 放ったボールはラフからふわりと弧を描いて宙に舞い、グリーンに落ちた。
 そのままカップに向かって転がる。

 一瞬の静寂。
 ギャラリーは息を詰めてボールの行方を見守った。

 カラン。

 入った! チップインパー!

 瞬間、優作は力強くガッツポーズ。ギャラリーから歓声。
 グリーン奥で見守っていた妹藍の目に涙が光った。

 ガッツポーズした優作だったが、その場で膝から崩れ涙を堪えることができず、肩をふるわせた。

 プロ11年目にして初めてつかんだ勝利だった。

 おめでとう、宮里優作。

# by kingminoru | 2013-12-09 06:51 | ゴルフ