熊本城3
熊本城取材行。第3回目。
こんなことやっている場合ではないが、他に書きたいこともあるので、急ぎ足でやる。
本日はいよいよ本丸御殿。
まずは大広間。手前の「鶴之間」(60畳)から、奥へ「梅之間」「櫻之間」「桐之間」「若松之間」と続く。部屋の左に縁側があり、庭がある。
一番奥が、圧巻の「昭君の間」――。
この間は、藩主の居間で、また「昭君」は「将軍」をもじったともいわれる。部屋の奥には、かつて仕掛けがあり、綱と梯子を使って外に逃げられるようになっていたそうだ。
室内は床の間や違い棚、付書院などを持つ書院造り。
壁や襖などには中国の前漢時代の王昭君の物語が描かれている。
その天井。
これは大台所の天井。梁と骨組みに注目。
竈(かまど)がこのようにある。
廊下の窓からのぞいた茶室内部。
こちらは蔀戸(しとみど)。こういう窓がわたしは好きなのです。
紹介は足りないが、もっと知りたい方は是非足を運んで自分の目で見ていただきたい。
さて、本格的に仕事再開。
昨日からゲラにかかり、新作の執筆にいそしんでいる。
遊ぶ時間がなくなってきた。
by kingminoru | 2009-02-19 07:25 | 旅行