インターネットも使い方加減が大切
◆「ものを弄べば、志を失う」
という故事がある。これは、目先の変わった面白いものをもてあそんでいると、本来やるべきことをおろそかにするという意味である。
わたしにとってインターネットがそうである。まことに便利な代物だが、ときに邪魔になる。
かつてワープロだけの時代があった。
スイッチを入れたら、ひたすら原稿を書くだけだった。メールも送ることができないし、インターネットもできなかった。でも、それで十分だった。
ところが、ワープロソフトがPCに組み込まれて便利になった。速度も速くなった。よいことだが、なかなか先に進まなくなったとき、ついついネットサーフィンしてしまう。
興味を惹く記事や新着情報が目につくと、そこで時間を浪費する。はたと、気づいて原稿に戻ることしばしば。便利さも徒になる。
昨日は夏日だったが、また冬日に戻るらしい。変な天気だな。
鳩山政権はまた迷走している。もう、うんざりだ。
by kingminoru | 2010-04-22 06:35 | 小説家(小説)