人気ブログランキング |

びびるアニー

◆今朝の新聞を読んで、計画停電いたしかたないと痛感。
 関東圏には原発と火力あわせて10ヵ所の施設があるが、稼働しているのは3ヵ所だけであとは停止か休止を余儀なくされているのだ。
 節電に努めているしかない。

◆変な人がいるなと思ったが、今朝もいた。
 それはアニーの散歩中の出来事。

 公園のベンチに座っている身なりのいいサラリーマンがいた。きちんとしたスーツにネクタイ、靴も磨かれていて、かたわらに革の鞄。
 一休みにしているのだなと思って、前を通過したその直後。
「なんだと思ってんだおれを!」
 と、いきなり大きな声で怒鳴ったから、びっくりして振り返ると、サラリーマンはまっすぐ正面を向いたまま、肩をいからせて怒鳴りまくる。
「出てこいってんだ! 文句あるなら出てこい、おらあッ! 社長がなだんってんだ! 部長がなんだってんだ! ふざけんじゃねえよ! なめんじゃねえよ!」
 大声で延々とそんなことを怒鳴り散らすから、近所のマンション住人が驚いて、ベランダからのぞき込む。
 アニーもびっくりして尻尾を巻き、
「トーチャン、なになに、どうして怒鳴っているの?」
 と、びびった目を向けてくる。
 トーチャンは答えた。
「きっと会社でおもしろくないことがあったんだよ」
 サラリーマンは怒鳴り散らしている。
「おれをなんだと思ってんだ。馬鹿野郎! やるってんならやってるやるよ、おらあー!」
 革靴で地面をガンガン蹴って掘りまくる。
 そのサラリーマンは日を置いて、また別の公園のベンチに座っていた。その公園は不労者の溜まり場である。あの人も、不労者になるのだろうか……。

 そして今朝のこと。
 わたしとアニーは「華屋与兵衛」の前で信号待ちをしていた。そこを無視して渡っていく40代と思われるオバサンがいた。ヤッケ帽を被り、サンダルをパタパタ鳴らし、薄いウインドブレーカーを着ていた。手にはコンビニで買った缶ビールとパンとお菓子の入った袋をさげていた。
 信号が変わったので、わたしとアニーはそのオバサンを追い越した。そのときだった。
「ついてくんなっていってんだろ。あっち行けよ!」
 と大声で怒鳴る。
 振り返って見ると、オバサンはずっと後ろにある郵便局のほうに向かって罵りの声をあげる。
「気分悪いんだよ! 何もかもメチャクチャにしやがって! おめえなんかクソだ。早く死んじまえ! なんで笑ってんだ! ボケ! カス! ついてくんな! ったく気分悪いんだよ!」
 オバサンは罵りつづけるが、そばには誰もいない。誰も引っ張っていないのに、手を振りまわして目に見えない誰かを追い払おうとする。金切り声で罵りの声をあげつづける。
 アニーは尻尾を巻いて、
「トーチャン、なに? なんなの?」 
 と、不安そうな顔を向けてきては、ヒステリックに罵りの大声を張りあげつづけるオバサンを警戒して見る。
「きっと、家庭がうまくいっていないのかな……。旦那と喧嘩してるのかもよ……」
 わたしはそういって、アニーと帰ってきた。

 ストレスを溜めている人が多いのかもしれない。

 さあ、わたしは仕上げにかかる。
 ここ二日雨だったので、花粉症の症状が軽い♪


by kingminoru | 2011-03-24 07:31 | 人間関係