おい、そこを動くな

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■いつものように起き、たんたんと仕事を進める。昼食後、届いていたゲラを片付ける。
 まだ余裕はあったのだが、やれる仕事から順番にこなす。えらいぞ、おれ。

■『列車に乗った男』という映画を観る。たんたんとしたストーリーだった。
 真面目に人生を踏み外すこともなく地味に生きてきた男(ジャン・ロシュフォート)と、アウトロー(実際そうだった)といったがいい男(ジョニ・アリディ)の短い友情である。
 不思議な雰囲気のある映画だ。派手ではないし、物語にこれといった起伏もない。二人のそれぞれの過去が少しずつ浮き彫りにされ、結末に向かって行く。
 ジャン・ロシュフォートは西部劇好きらしく、ジョニ・アリディの革ジャンを羽織って、ワイアット・アープの物真似をするシーンは、思わずほくそ笑んだ。もっと長くやれと、見ながら思ったが、あの程度で終わるのがいいのだな。
 今度一人でやってみようか……。
「初めて保安官になるものは町のものに愛想がいいが、おれは違う。おれはタフな男で通ってきたんだ」
 面白いねえ。ほんとにやってみようかな。すると科白を覚えなきゃならない。
「おい、そこを動くな。両手を挙げて、ゆっくりこっちを向け。腰に手をやったら、そのまま地獄に堕ちるぜ」
 まだ、おれはやっている。
 映画は楽しいねえ。今夜ももう一作観るのだ。
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by kingminoru | 2005-07-28 14:50 | 映画