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お願い、殺さないで!

◇いたいけな仔たちのいるペットショップに足を運ぶ。 
 衝動的にガラスを叩き割って逃がしてやりたいと思う。
 こんな小さな仔たちをガラスの檻のなかに入れやがって! 
 髪を逆立て怒鳴りたくなる。
 近所のブリーダーの店の前を通る。
 ここの姉ちゃんは、ミニダックスに産ませるだけ子を産ませた挙げ句、その親犬はいらないから里親になってくれとぬかす。
 あほんだら!
 最後までちゃんと愛情持って面倒みんかい! と怒鳴って、やりたい。
 犬や猫は家畜とは違う。それなのに、心ないものたちがこの世にはたくさんいて、適当に飼い育て、気に入らなくなったから、吠え声がうるさくなったからと捨てる。
 何と醜い人間のエゴ。
 捨てられる犬と猫たちの末路は、野垂れ死にか交通事故死、あるいは保健所に〝連行〟され、ナチの捕虜収容所の囚人のごときシェルターに入れられる。
 その生存(保護)期間は、千葉・茨城地区ではたったの三日間だという。
 三日後、彼(彼女)らを待っているのは、ガス室に送り込まれ、二酸化炭素により殺処分である。
 一瞬の安楽死ではない。
 もがき苦しみ、そして果てるのだ。
 犬や猫たちはガス室に送り込まれる前に、動物の本能で死を予感するのか、救いを求める悲しい目──その瞳は涙で潤んでいるように見える──で雄叫びをあげるともいう。
 年間65万頭、一日あたり1800頭のペットが、そうやって殺処分されている。
 八方手をつくし、汗みずくの必死の形相をして、一日遅れでその保健所にやってきた飼い主の心は、いかばかりだろうか……。 
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◇ミーチャもその運命にあったかもしれない。救ってくれたのは市川さんという心やさしい女性だった。ミーチャの他にも3匹の猫が道端に捨て置かれていた。幸いにもみんな里親が現れて、貰われていったそうだ。
 ミーチャ、おまえはよかったなあ。

by kingminoru | 2005-10-11 17:08 | ワンコ&ニャンコ