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女子プロだな・・・

◇「可愛い」と、女子中学生がいう。
「まあ、可愛い」と、犬と散歩中のオバサンがアニーの頭をなでる。
 散歩に出ると必ずそんな言葉を聞いたり、かけてもらう。当のアニーにわかろうはずがないのに、尻尾を振って嬉しそうな顔をする。そして、リードを持っているわたしの顔はでれーっと締まりのない顔になっている。まったく親馬鹿だ。
 下痢を心配していたが、薬が効いたらしく今朝は普通のうんちだった。ほっ。
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◇ミーチャはアニーに遊ぼうとけしかける。そして女子プロレスをやる。ミーチャは負けていない。ひっくり返って逃げ回る。
 まるで「トムとジェリー」(←古い)を見ているみたいだ。でも見ているほうは疲れる。万が一間違いがあってはならないと、目が離せないからである。
 
【ワンニャン物語】第2話
○別れ
 年が明けて以来、ぼくはテレビの仕事に忙殺されていた。そんななか、高校時代の懇親会が信濃町であり、久し振りに旧友らに会うのを楽しみに自宅を出た。
 二月二十九日のことである。空はどんより曇っており、鶴見川にも黒い雲しか映っていなかった。橋の途中で立ち止まり、西の空を見た。鉛色の空。雨が降るかもしれない。
 駅まで来て、ぼくは急に気乗りしなくなった。台本のデキが気になっていたし、何だか信濃町まで出るのが億劫にもなった。別にキャンセルしても問題ないしなという思いが芽生えたが、やはり気の置けない仲間の顔も見たい。
「行くか」
 気持ちを切り換えてぼくは電車に乗った。
 以下は、当時の日記(どこにも公開していない)をそのままうつす。 

3/1
 昨夜、高校時代の懇親会に出かけてすぐ、電話があった。トノが大変。慌てて戻ると、トノの後ろ足がいうことを利かない。病院では「血栓」と判断されたそうだ。血が詰まっているらしい。私が出かける前まであんなに元気だったのに、なぜ、突然そんな病気になってしまうのだろう。痛いのかずっと雄叫びをあげ通しだ。可哀相でしようがない。一緒に寝てやったがほとんど寝ていない。トノもほとんど寝ていない。よほど痛いのだろうか。言葉が分かればいいのだが……。前脚で這いずるトノの姿は本当に痛ましい。なんにもできない無力な自分が悔しい。少し安静に寝てくれればいいのだが。痛みが引いて治ってくれればいいのだが。とにかく無事治ることを祈るしかない。
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     *(あり日しのトノ)

by kingminoru | 2005-10-26 20:51