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ナーバスなスポーツ

◇フロントガラスの正面に昇りはじめた太陽があり、わたしはまぶしさにサンバイザーを下ろした。雲ひとつないまっ青な空が広がっていた。
 ステアリングを握る百々さんは部下のことをずっと話していた。それに自分の今後の身の振り方も。もう単身赴任はあきたらしい。だけど、条件次第で残るかもしれないといっていた。支社長という役職と30年のベテラン営業マン。それなりに人生哲学がある。
 話はゴルフに移っていった。
 そして時間経過──。
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 広い平野には道路と鉄道、そして無数の電線が縦横に走っていた。すでに日は翳りはじめており、視界に入る建造物はすべて黒いシルエットになっていたが、なだらかな稜線には焼けつくような太陽が残っていた。
 わたしたちは心地よい疲れを感じていた。相変わらず、ステアリングを百々さんが握っている。スコア86でまとめたことに気をよくしていた。わたしは……遠く及ばない。
 だけど、前半の5ホールめまではよかった。ボギー、ボギー、パー、ボギー、パー。その後も大きく崩れなかった。今日は100を切れる、そんな感触があった。
 しかし、9ホール目の第3打目のとき、ピッチングが折れた。精神的ショック。残り約100ヤード。ピッチングでないと打てない。仕方ないので9番を使う。動揺していたので、池に打ち込む。ああ~。後半は崩れる。結局106。あかん。ゴルフとはナーバスなスポーツだわいな。
 それが、8日のこと。行ったのは霞ヶ浦出島ゴルフ倶楽部。
 昨日の9日は、ゆっくり静養日。普段できないことを少しやり、高校サッカー決勝を見る。野洲は予選のときから注目していた。このチームーはわたしの好きなプレースタイルをするからだ。鹿児島実業も王者の貫禄で順当に勝ち上がってきたが、やはり泥臭いサッカー。野洲のサッカーはきれいだし、面白い。最後の決勝点は、素晴らしい連係プレーだった。おめでとう野洲高校!

b0054391_652538.jpg◇今日から新しいスタート。そして、アニーの手術の日が近づく。
 そこで、ミーチャを含めてどうして手術が必要なのかをこんこんと教えてやった。
 わかるわけないのに……。だけど、二人のお嬢はじっとおとなしくわたしの話を聞き入ったのである。

by kingminoru | 2006-01-10 05:54 | ゴルフ