願かけをやめるの巻
□願かけというのがある。神社などに行って、ああ、神様今年はどうか合格しますように、どうか無事子供が生まれますように、どうかジャンボ宝くじが当たりますように、どうか○○ちゃんと結婚できますように、などと祈るやつだ。
勝手だよな。困ったときの神頼みというのはあるが、普段神社などに行きもせず、その場限りの頼みだからな。そういう自分はちょいちょい行って神頼みをしていた。
だが、もうやめた。
どうするかというと、感謝するのだ。どうか、こうなりますようにではなく、今日も頑張れましたありがとうございますとか、今度こんなことがありました、ありがとうございますと感謝のみすることにした。
願い事を叶えてもらうよりは、何かがうまくいったときに感謝する。何もなくても、今日健康であることに感謝するだけでもいいのだ。
――願かけをやめた、わたしの独白でした。
□昨日は新宿まで出かける。行ったのは「椿屋」という茶廊。かつては「滝沢」という名だった。編集者や作家などが打ち合わせの場として頻繁に使う店だ。
わたしが行ったのは久しぶりのことで、やはり顔見知りの編集者と遭遇。先方は真剣な様子で打ち合わせ中だったので、目顔だけで挨拶。
講談社○元氏とサブタイトルの件で、あれやこれやとやり取りする。二人して、メモにいくつものアイデアを書いて出すが、なかなか決まらない。
結局、メインタイトルで押すことに決定する。
□本日は午前中休養を取り、ベッドでごろごろしながら、歌野晶午の「葉桜の季節に君を想うということ」を読破。もう3年も前の作品だよな。早く読めってか。
午後はエンジンをかけてバリバリ書きまくる。
とはいっても、そう進んだわけではない。
by kingminoru | 2006-03-09 17:54 | 小説家(小説)