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大和よ永遠に

■最近、涙もろい。
 いや近年といったが正しいか……。
『男たちの大和』を観たらやっぱり涙が溢れた。
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 結末はわかっていながら、我を忘れ、これが映画だということも忘れ、『大和』が敵機に散々いたぶられるシーンでは、「もうやめてくれ! もう十分だろう! 大和を沈めるな!』とわめきたくなった。
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 それだけ『大和』には愛着があるのである。彼女をモデルに何本も戦記物を書いているからだが、ほんとに悲しくも切ない映画を観てしまった。
 本編は主に下士官の話を中心に進められるが、個人的には艦長の有賀幸作、参謀長の草鹿龍之介、第2艦隊司令長官・伊藤整一など高官の苦悩と葛藤を描いてほしかった。だからといって本編が悪いわけではない、これはこれで賞賛すべきひとつの映画なのだ。
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 野崎妙子ちゃん可愛いねえ。大きな女優になってほしいですね。
 メガホンを取った監督の佐藤純弥さんは、やはりベテランですねえ。素晴らしい演出でした。
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 先に戦記物を何本も書いたといったが、おこがましくもここでもう一度宣伝をいたしまする。その戦記物の集大成が、陸軍特攻兵の話を書いた恋愛小説二十歳の変奏曲であります。大手書店にはまだ在庫があるようです。そうでなければ電子書店にてご購入ください。いずれ文庫化の予定であります。
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■そういえば、昨日やってきたトモタケが小説を書きはじめたといった。
 新潮新人賞と文学界新人賞に応募したそうだ。第3作目も書いているという。頼もしいね。どこまでやれるかわからないけれど、楽しみである。
 かくいうわたしも、数々の新人賞に応募しことごとく予選落ちしている。考えてみればやつが21、わたしが小説らしきものを書きはじめたのは23だから、ほぼ同じ年頃に物書きに目覚めたというわけだ。

by kingminoru | 2006-08-23 12:53 | 映画