大改稿
■引きつづき大改稿作業をやっている。
どうにか一六〇枚を半分に削った。この作業で思うのが、決して美しい文章を書こうと思ってはダメということだ。
美しく書こうと思えば無駄な修飾をつけて、かえって醜い文章となる。つまり駄文になるということだ。
よって、簡潔であるほうが望ましい。簡潔に情景を描写したほうがよい。
情報然りだ。資料を読んで頭でっかちになっていると、あれもこれもと入れたくなるが、それは極力省いたほうがいい。下手をするとストーリーの邪魔をすることになる。
おお、今日のわたしは文章教室めいたことを書いているな。
しかし、これは大事なことなのだよ。
苦節ン十年のモノカキがいうのだから嘘ではない。モノカキになりたいと思う方がいらしたら、肝に銘じておくべし。
さあ、午後は気分転換に練習にでも行ってくるか。こういうことも今のわたしには大事なのである。
本日はメタボリックに見えるミーチャ。本当はそうではないけれど……。

by kingminoru | 2007-02-09 11:37 | 小説家(小説)