花の時期は楽し
■桜は満開である。

この時期は花粉症でなければ歩くのが楽しい。
桜はいうに及ばず、桃の花、白い辛夷の花、淡紅色の木蓮、赤い木瓜の花、しだれて咲きほこる雪柳。



家々のプランターではパンジーが花をほころばせ、赤いチューリップが蕾を開いている。
野路に出れば、黄色い菜の花に出合い、土手道では思わず土筆を見つける。
■ところで宣伝を少し。

今月は時代アンソロジーが出ている。官能と叙情の世界だ。
わたしを含めて9人の作家の〝競艶〟である。エロっぽいです。

もうひとつは連載中の「KENZAN」vol5。
書店で見かけられたら是非とも手に取っていただきたい。
■昨日は小学館の編集氏が2名やってきて、軽い打ち合わせと顔合わせ。
すぐに仕事はできないが、長いスパンで考えることにする。
ともあれ、また打ち合わせをしたいとのことだった。
進行中の仕事ですが、ここまで来れば焦らず騒がずの心境。
マイペースでやるしかない。
■今日の日めくりは――
「相手から喜ばれる仕事をしろ」
だって。
はい、と返事をしておく。

by kingminoru | 2008-03-29 15:55 | 小説家(小説)