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熱い銀座の夜

■起きたのは~10時前だったかな~ってな感じだ。
 ひょっとしたらまだ酔っているかもしれない(その可能性大)。
 なぜか?
 昨日は冒険作家クラブ主催の「赤ペン大賞」が銀座の某レストランであり出席。
 大賞は文春の女性編集者、特別賞は角川春樹氏。
 駆けつけてきた森村誠一御大が祝辞を述べ、北方謙三御大が乾杯の音頭でパーティははじまる。書評家の細谷正充さんに声をかけられびっくり&感激。長谷部史親さんとも話ができて感激。横溝美晶氏ともやっと会えたというのは、以前住んでいたところでご近所だったのだが、まったくどんな人やらと互いに思っていたようだ。
 相変わらず(というと失礼か?)内藤みかちゃんは絶好調「いじわるペニス」(新潮社)を飛ばしまくっているぞ!
 それはそうと、ビンゴで全部持っていくなよ「えとう乱星一族」(爆)。まあぼくの分も上げたということにしておこう、負け惜しみで。鈴木輝一郎氏は坊主頭だが、おれがスキンヘッドにしろといったらまだ堅気だという。そうか、まだ堅気の仕事が残っていたのかとあとで気づく。中里融司氏は相変わらずお話がうまい(わし、脱帽)。
 
■途中で抜けて日比谷のオペラハウスにゆく。マスターは階段から落っこって足を折ったらしい(ドジやな。替わりに可愛くて美人のママが悪戦苦闘獅子奮迅。客も可愛い子がいっぱい。だが、おれはそこでAP通信社の外人記者と激論を戦わす。
 そして負けた(酔っていたせいだ。酒のせいにするなってか)。
 おれがイラク問題についてテーマを提議したのがそもそものはじまりなのだが、まったく酔った頭でいうものだから(いってる本人がこれはちょいとアホなことをいってるなと感じている)、相手は馬鹿にしてくる。
 それも日本語ぺらぺらの黒人と白人の二人にやりこめられて、わしはタジタジ。ああ、失敗した。だけど、やつらも今考えてみるとたいしたことはいってなかった。
 要するにイラク戦争は利権ではじまったが結論だったからな。馬鹿、そんなもんは端ッからわかっておるわい。そして、てめえらは北朝鮮問題については何もコメントしなかったな。なぜだと聞くと、「あそこはおいしくないから」と切り捨てやがった。
 たくう。一番嫌いなアメリカ人的発想じゃねえかよ。まあ、確かに北朝鮮はおいしくない。石油もなければこれといった資源もない。
 だからといって見放すことはねえだろうよ。どうせ、北朝鮮攻撃がはじまれば、どかすかバカスカあれこれ書きまくるくせに。
 ま、いいか。今度しらふのときに君たち二人とは会って話をしよう。
 テーマは、ばーんと「北朝鮮」だ!

by kingminoru | 2004-11-06 11:52