夫婦愛
■午前4時。起きたのは午前2時。目が冴えて、眠ることができず、これまで読書していた。そのうち睡魔がやってくるだろうと思ったが、ちっともこない。
しかたなくコーヒーを淹れて書斎に入る。
もう丸々一週間、体内にアルコールを入れていない。体からすっかりアルコール分をしぼり出してしまった。わたしの肝臓は元気いっぱい!
もっとも薬疹の治療薬を飲んでいるから、飲めなかったのだが、体調はすっかりよくなったし、薬疹も治った。
あとは生検時に切開した傷の抜糸をするだけ。
この抜糸が問題。医者は当分運動は控えろといった。縫ったところが裂けては困るからだ。しかし、わたしの体力は有り余っている。
医者の注意を無視して、これもまた一週間ぶりに練習場に行った。
アプローチ程度の練習で、短いクラブを振るぐらいなら大丈夫だろうと思ったのだ。ところが全然関係ない。そのうち、ミドルアイアンを打ち、ついにはドライバーも振りまわした。縫合部分を気にすることはまったくない。
久しぶりにクラブを振って楽しかった。
■昨夜、俳優の長門裕之と南田洋子のドキュメンタリーをやっていた。
ついつい見てしまったが、疑問が湧いた。
二人は芸能界きってのおしどり夫婦といわれた。もっとも過去にはいろいろと夫婦間にあったようだが、いまは仲のよい夫婦だ。
ところが、南田さんはアルツハイマーの病の疑いがある。夫の長門さんもそのことには気づいている。それなのに、愛する妻を診察させずに、そばにいて見守っている。
甲斐甲斐しく世話を焼き、献身的だ。
「洋子、愛しているよ」
と、長門さんが洋子さんの寝室を出るときいった。
これはわたしの勝手な思いだが、愛しているならなぜもっと早く医者に診せなかったのだろうか? 早く診せて、精密検査をすれば、もっと違う状況になっているのではないだろうか? アルツハイマーの特効薬はない。しかし、進行を遅らせる薬はある。
多分にお節介だろうが、テレビを見ていて、愛しているならもっと早く医者に診せるべきだったのではないかと思ったのである。
ちょいとばかし、夫婦愛というのを考えさせられた。
ま、一視聴者としての感想です。
「あたちも考えちゃった……」
PS:okinawapapaさん、ありがとうございます。
「田母神論文」読みました。
by kingminoru | 2008-11-04 05:04 | こだわり