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カズ、浅田真央、そして・・・

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◇血を抜かれる。といってもこれは定期検診でそうされたのであって、ついでにインフルエンザの注射の予約をしてくる。来週火曜日に結果を聞きにいくついでに注射を打つことにした。
 本日の仕事は遅々として進まず、そしてワンコパーティを断り、他のパーティに出かけることに・・・・・。
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◇それにしてもよい天気。家に閉じこもっているのがもったいない。昨夜シャンプーをしてやったばかりのアニーを連れてどこかに行きたいが、そうもいかない。それにやつは今爆睡中で、寝言をいっている。
 いっときリーダーウォークがうまくできていたのに、最近は全然だめ。今朝は40点ぐらい。これは根気よく訓練をつづけるしかなさそうだ。どうしても引っ張ろうとするから、それを何としても直さなければならない。
 それに比べ、ミーチャは手間がかからない。まあ、猫は放っておけばすくすくと育つし、ウンチもオシッコも決まったところできちんとするし、散歩の必要もないからな。猫を飼うのは犬よりイージーです。
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◇マンションの耐震設計がどうの、女児殺しがどうのと、世間は相も変わらず殺伐としたニュースが多い。だけど、38歳にして現役でサッカー選手として頑張るカズの姿を見られた方も少なくないと思う。
 今年創設されたばかりのシドニーFCに短期間レンタル移籍した彼は、クラブの信頼をたった一ヵ月で築き、そして大陸クラブ王者決定戦のトヨタカップに臨んだ。一回戦で負けはしたが、5位決定戦では見事勝利した。最後にチームメイトに追いかけられ、肩車されたカズは恥ずかしそうだったけれど、見ていた視聴者は感激したはずだ。
 不屈の闘志と地道な努力の積み重ねで、彼の今がある。そのことを彼は教えてくれたような気がする。夢を忘れず、目標に向かって邁進するというのは美しいものです。
 そして、フィギュア・スケート──。
 15歳の浅田真央ちゃんは可愛いし、上手だし、素晴らしい!
 浅田真央をオリンピックに出せよ、日本五輪委員会! 金は確実だぜ。小泉さんも一言いったらどげんでしょうかね。

b0054391_15175214.jpg◇細谷正充さんから、氏が編纂された松本清張の『断崖』(双葉文庫)を送っていただく。初文庫化の清張作品なので、ファンなら涎をたらすところだ。はからずもわたしも涎をたらして読むのだ。
細谷さんに記して感謝いたします。

by kingminoru | 2005-12-17 15:18 | ゴルフ

赤穂義士伝を観に行く

b0054391_10335348.jpg◇江戸に出る。久々だ。行ったのは池袋演芸場。
 早めに出て、ジュンク堂に立ち寄った。初めて行ったのだが、大きい書店だ。ああいう書店が近くにあるといいなあ。
 夜の部の番組はすでにはじまっていたが、その前にデザイナーの杉山ブラザーに会って、軽く一杯のつもりが4杯ぐらいになった。

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 珍味・雀焼きを食す。
 うまいかどうかわからない。もう食べなくてもいいかな。
 ほろ酔い気分で演芸場に入ると、客席に知った顔がちらほら、目配せをして一番前に陣取る。舞台では鏡味正二郎の太神楽が行われていて、拍手拍手。プロだから芸はすごいが、これだけで食っていくのは大変だろうなと思った。

b0054391_10374389.jpgつづいて、本日のトリ。神田紫の講談「赤穂義士伝」がはじまる。これを見に来たのだった。正統派の語りをやってくれたぜ、女流講談師・紫。
 終わったあとは、紫さんやスタッフ、そして知り合いをまじえて懇談の食事会を、演芸場近くの居酒屋でやった。
 お陰で、帰りの電車は乗り過ごすし、今朝は寝坊するし、仕事できない脳味噌。うだうだしているわけもいかないが、そういう日もあるにはある。そして、今夜も忘年会。胃腸を大切にしなければ。
 
b0054391_1043090.jpgそんなわけで昨夜はうちのお嬢様二人はお留守番。といっても、もうひとり大きな雌がそばにいたんだっけ。

by kingminoru | 2005-12-15 10:35 | 演劇・落語

うだうだうだうだ

◇みりみりと氷に罅(ひび)が走り、凍結した自分の指がばらばらと砕ける。
 わっ! おれの指がなくなった!
 首ががくっと横に倒れ、床に落ちた頭がガラスのように割れ散る。
 一瞬のことだ。そんな寒いところが、この宇宙にはある、らしい。
 よかった、地球に生まれていて。

◇カズはよかったねえ。だけど、やっぱり往年時の体のキレはないね。それでもあの年齢で、あれだけやるのは立派だ。
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◇アニーはこれまで「お座り」「伏せ」「待て」は完璧にできた。ボールも遠くへ投げてもちゃんと取ってくる。だけど、「お手」と「ハウス」ができなかった。
 それができるようになった!
 おまけにハウスは命令しなくても自ら行くときもある。リードウォークもほぼ80点から90点をあげることができる。ときどき、お手もできなきゃハウスもできなのか、この馬鹿犬めとぶつくさ文句をいいつづけたせいではないな。
 おまえは賢いのだ。えらいぞ。

◇仕事は進まず。ときどき、ぱたりと一歩も前に行けないときがある。
 今日がその日。どうも乗らない。パソコンの前でうだうだしているだけだ。
 ですから宣伝!
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先日、「わかれ雪」が出ましたが、今年最後の作品の登場です。
 これは、アンソロジー作品に収録してきた短編を一冊にまとめ、一編を書き下ろした、わたしにとって初めての短編集です。
『ぶらり十兵衛』─本所見廻り同心控─(大洋時代文庫630円)
 帯にあるように【悪には強いが情には弱い】というコピーそのものの作品です。
 また、カバーイラストは、講談社文化出版賞の挿絵賞を受賞された安里英晴さんです。
 正月のお供に是非とも読んでください。

by kingminoru | 2005-12-13 14:31 | 小説家(小説)

人生は迷路?

◇白い息を吐きながら、アニーを連れて朝の散歩に出る。東の空がうっすらと菫(すみれ)色に染まりはじめ、ようようと明るくなる。一機の飛行機がその空を切り裂くように飛んでゆき、一筋の雲を作り、太陽の曙光を浴びて黄金色に輝く。
 カメラを持参しなかったことを悔やむ。ぼくたちはどんどん歩く、どこまでも歩く。するとだんだん人が多くなる。人込みのなかに入る。なぜ、こんなに人の多い雑踏に来たのだと不思議がる。めちゃくちゃ人が増える。
 なんだここは、地下街ではないか。どうしてこんなところに紛れ込んだかわからない。
 ぶちっと何かの切れる音──。
 いきなり真っ暗闇。怒りと叫びと泣き喚く声が交錯する。
 ぼくはアニーのリードを持ったまま闇のなかで立ち往生。だが、出口を探そうと、動き出す。アニーが動物の感で導いてくれる。歩くこと数十分。
 いきなり電気がついた。相も変わらずの人込みだ。どっちに行けばいいのだと、ぼくはアニーを見る。目が点になる。
 リードの先にいたのはアニーではなく、ブタだった! 
 ぼくは豚を放し、アニーを捜しまわる。どこだ、どこに行った。そうだ家に戻ればいいのだ。家に戻った。アニーが玄関で尻尾を振って待っていた。
 それから数分後ぼくは書斎にいた。手が汚れている。じっと見る。匂いを嗅ぐ。ブタの匂いがした。何で・・・・・・・謎謎謎。

◇トヨタカップ。アル同士の対決は、アジアの勝ち~。どちらも同じようなプレースタイルだったような気がする。エジプトのトライアングル攻撃を見たかったが不発だったな。
今日はカズが出るぞ! 応援するのだ!
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by kingminoru | 2005-12-12 07:32 | 小説家(小説)

ストレスの溜まり漬け?

b0054391_1743214.jpg◇家のなかで仕事をしつづけるとストレスが溜まる。そこでアニーやミーチャと遊んで気晴らしをするが、やはり家のなかであることに変わりはない。
 散歩に出ても憂さが晴れないときがある。だから昨夜は久し振りに鮨屋に行って憂さを晴らした。晴れたかどうかわからない。ナンジャラホイだ。
 よって、午前中は仕事をせず、ごろごろしながらテレビを見るともなしに見て過ごした。
 そういった日もあるのだ。午後からちゃんと仕事にかかったけど。
 仕事ばかりであまり書くことがない。
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by kingminoru | 2005-12-10 17:43 | 小説家(小説)

早起きして雑用をこなすモノカキ

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『わかれ雪』(コスミック時代文庫 650円)が発売されました。『龍之介よろず探索控え』の第2弾です。
 町火消しとやくざ、そして江戸時代の探偵事務所といえる『萬揉事相談所』の相楽龍之介が織りなす、大江戸ハードボイルドだ!
 ただひたすら、買って読んでと、ひらにひらに願う次第であります<(_ _)>m(_ _)m<(_ _)>_(_^_)_

◇午前4時起床。読書をしてHPの更新をする。それにブログをアップしたり、新刊案内を出したりすれば、あっという間に時間は過ぎる。 
 この時間を仕事に当てたいとふと思う。だが、怠るわけもいかない、自分に課した大事な作業であるし、仕事の一環と考えるのである。
 外はまだ暗い。そして寒い。星が見える。息を吐けば白い筒になった。群青の蒼穹を見あげながら、今日は少し頑張って仕事を捗らせたいと思う。

◇アニーの歯が抜け替わっている。そろそろ去勢手術を受けさせようか? 動物病院の先生に相談して決めることにする。
 ミーチャはずいぶん成長してきた。跳躍力は見違えるほどだ。だんだん大人の猫に近づきつつあるが、まだまだあと三月ぐらいは子猫のままだろう。

◇幼児殺しの事件が連続しているが、いったい犯人の神経はどうなっているのか?
 マンションの建築ミスがつぎつぎと発覚しているが、マンションだけでなく戸建て住宅にも波及しそうだ。この問題は徹底して調査し、対処してもらわなければならない。
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by kingminoru | 2005-12-09 05:51 | 小説家(小説)

怒髪天に来たぞ! スケベTBを放置するな!

◇施工主の担当者から電話があった。
 なぜ、わたしが執拗に連絡を取りたがっていたかを、〝穏便〟に伝えると、先方はひとまず謝罪をし、その後うちのマンションの配管トラブルについて、じつはうちだけでなく他の住戸にも似たようなケースが発覚していることを教えてくれた。
 さらに先日の日曜日、管理組合の理事長をまじえて、雨量計算をやり直し、屋上排水がスムーズに行くように工事をする方向で動いているとのことであった。来年早々にも、その工事にかかるらしい。まあ、そうであれば、あまりくどくいう必要もないので、
「この時期はそう問題ありませんけど、また雨の時期がやってきて同じことが起きれば、責任はどこが取る、補償はどうなるとややこしいことになりますからね、今のうちにきちんと対処しておかないとまずいでしょうね」
 言葉の端々に、ちくりとすることを入れて話すわたし。
「おっしゃる通りです。社のほうで今その件で話し合って、早急に対処するようにしておりますのでご理解をお願いします」
 と、担当者がのたまったので、わたしはひとまず溜飲を下ろす。
 施工主は建築業界大手の前田建設で、業界のなんとか会の会長も前田建設の社長らしいので、迂闊なことはできないわけだな。まあ、どこかの悪徳業者と違って、簡単に倒産することもないだろうし、開き直ることもできないはず。
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(*あたちが千円札を見つけたのよ。このテラスが水浸しになったとき、あたちはまだ生まれていなかったかな・・・?)

◇拾った千円に500円足して、1等で2億円のあたる年末ジャンボ宝くじを買う。その他に20枚を買っているので、全部で25枚。
 当たれ当たれ当たれ~と念じるが、いっときの夢であろうな。

◇やいTB。おめえらはしつこいぞ! 撃退しても撃退しても、つぎからつぎへとやってくる。URLの拒否設定をしても、URLを変えてやってくるんだよな。それもライブドアを使っているものが多い。
 いっそのことexcite以外は受けつけないように設定するか? もしくは外すか?

by kingminoru | 2005-12-08 09:32 | 小説家(小説)

金を拾った。大金になったりして。

◇あっという間に7日。師走というぐらいだから、ほんとに時間のたつのを早く感じる。
 わたしの最近の生活は、ジジイのように早寝だから9時ごろに就寝する。目が覚めるのが午前3時ごろ。
 アニーは隣でスースー。わたしはだいたい6時前まで資料を読んだり、構想を練ったり、読書をする。
 それからやおら散歩用の服に着替え、準備を整えてアニーと寒空の下に出る。
 ま、それが一日のはじまりになるわけだが、早起きは三文の得というように、本当に得があった!
 三文どころではない! 千円を拾ったのだ! 夜露に濡れてびしょびしょだったが、千円は千円。交番に届けようなどとは、微塵も思わない。
 これが10万20万だったら違うが──昔、2000万の小切手を拾ったときは、さすがに届けましたが(おっとこのときの謝礼は微々たるものでした。10万円の商品券(≧∇≦)──、この千円は天からの恵み、ここ掘れワンワンではないが、アニーが拾ったことにして、宝くじを買うことにする。当たったらアニーに何か買ってあげよう。

★ご報告
 連載している【ワンニャン物語】は、抱えている仕事がハードなので一時中断します。とてもそこまで書く余力が残っておりません。いずれ、きちんとまとめようと思っていますが、どうかご理解とご容赦のほどを。

◇最近、ミーチャのことも書かず、写真も載せていなかったので、本日はミーチャの写真を。
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by kingminoru | 2005-12-07 08:14 | 小説家(小説)

ほんとはキレかかっている

◇アインシュタインのようだ。毎朝、アニーの寝ぼけた顔を後ろから見るとそう思う。両耳のうしろの毛が爆発したみたいに乱れているからで、それを撮ろうと思うのだが、こっちも寝ぼけているので、機会を逸しつづけている。

◇まったく関係ないが、我が家の配水管問題で、先週から施工主と管理会社に連絡を入れているがまったく音沙汰なし。切れかかって、何度も管理人に連絡をくれるようにかけ合っていたが、本日やっと管理会社と連絡がつく。
「状況を調べてご連絡します」
 と、担当者はいう。
 わたし的には施工主の担当者と話したかったのだが、とりあえず待つことにする。なぜ拘っているかというと、2年前の大雨の日に、配水管が逆流し、テラスが水浸しになり、あわやリビングが浸水しそうになった。そして、今年もそんな危機があった。原因は屋上の配水管に大量の水が流れ込み、それが地下で対処しきれないのだ。屋上の取水口を塞ぐ、あるいは屋上の排水路を変えれば問題は解決する。
 だが、施工主はそれをやらない。やっていなかったのだ! つい先日、それに気づいて、めずらしくキレかかった。
 うちは施工主も売主も大手であり、世間を騒がせているような粗相はないと思うが、対処が遅すぎる。もしくはうやむやにしようとしているのか? だからきっちり話をしなければならないのだ。明日あたり連絡があると思うが、先方の出方次第では黙ってはいないよ。わたしはうるさいのよ、こういうことにはね。
 この件は、また報告します。
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【ワンニャン物語】第22話
 それはぼくがちょっとした買い物に行っている間に起こっていた。
 買い物からキャンプサイトに帰るなり、
「大変な事件が起きました」
 と、ランタンのポンピングをしていた辻君がいう。
「なに?」
「アニーがリードを噛み切っちゃった」
「えッ」
 アニーを見ると、ロングリードにつながれたままだったが、リードの付け根を結んで応急処置してある。こんなもんよく切ったなあと驚くだけでことはすんだが、それはほんの些細な出来事でしかなかった。
 つぎに驚いたのは、「ここ掘れワンワン」である。ともかくキャンプ場には我々しかいないので、アニーを自由にしていたのだが、持って生まれた犬の本能なのか、やたら穴を掘りたがる。
 あっち行って、そっち行って、こっちに来てという状態で、前脚でがんがん掘りまくり、掘った穴に鼻を突っ込む。汚いのでやめさせに行くと、それがモグラの穴だというのがわかった。そのときはすでに顔といわず胸も足も泥だらけで汚いったらありゃしない。
「ノー! ダメ! ノー!」
 やってはいけないと止めて、穴から引き離すと、渋々あきらめてくれた。だが、目を離した隙に同じ穴を堀に行っている。ぼくは天を仰いで、掘らせるだけ掘らせようとあきらめ、仲間と食事の支度にかかった。
 キャンプで何が楽しみかというと、やはり料理だろう。最近はダッチオーブンを使った料理に凝っていて、夜の冷え込みに備え温かい汁物も作る。そんなことをしていて、ふとアニーを見ると、さっきの穴のところに姿がない。まわりを見てもどこにもいない。
 何度か呼んでみたが、駆けてくる様子もない。そのとき、もしやといやな予感を覚えた。料理の手を休め、テント内をのぞくと、やはりそうであった。
 泥だらけのアニーが自分の寝床ではあるが、そこで一休みにしていたのだ!
 テント内には泥足の跡があり、シュラフも汚れている! 汚ねえ! どうしてくれるんだといっても、どうしもようない。抱きかかえて外に出し、そのまま水場まで連れて行ってジャバジャバ洗うしかない。すでに日が暮れかかっていて、気温はぐっと下がっていたので、アニーにとっては試練の行水とあいなったのである。
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by kingminoru | 2005-12-05 17:40 | ワンコ&ニャンコ

ノーバーディ

◇原稿を仕上げ、ささやかなフリータイム。
 一昨日は玉川の河川敷に行きショートコースを楽しむ。メンバーは銀ちゃんとウッチーの三人。練習だが銀ちゃんとウッチーはバーディを取る。
 わたしはノーバーディ(≧∇≦)
 その後焼き肉屋に行って食事をし、帰るというわたしをあの二人が引き止め、カラオケスナックに拉致される。
 こうなったら自棄のやんぱち、飲めや歌えや踊れやでもりもり盛り上がる。他の客を巻き添えにして歌わせる。美人ママを席に着かせてホステス代わりに使いまくる。いったいおれたちって何? という状態であった。
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【ワンニャン物語】21話
 アニーが我が家にやってきて一月もたたないころ、ぼくはかねてより計画していたキャンプを決行した。このときアニーを連れて行くか、置いていくか悩んだ。
 行き先は富士の裾野にある田貫湖。家から約三時間の距離。そんなに長く車に乗った経験はないはずだ。大丈夫だろうかという不安がまずあり、つぎに一時間程度のドライブ経験があれば、おそらく大丈夫だろうという楽観もあった。結局、ぼくは後者を選択して連れてゆくことにした。
 ところが車に乗ると、アニーはおとなしく助手席で丸くなってじっとしている。車の窓から顔を出したり、窓の外を見ようとはしない。ただじっと助手席に伏せている。これは本能なのか、うちに来る前に山口さん(里親のボランティア活動をされている)が躾たのかわからないが、ともかく行儀がよい。途中一度休憩して用を足させただけで、問題なく目的地に着いた。
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 目の前にはどーんと大きな富士山が聳えている。穏やかな田貫湖にはたくさんの鴨が泳いでいて、湖岸には釣り人が竿を突き出している。ほうぼうの林や近くの山からはいろんな鳥の声。キャンプサイトは芝生で、誰もいない。何と貸し切り状態だったのだ。清々しい空気と湖と広々とした芝生、アニーが喜ばないはずがない。テントやタープを立てている間も、そこら中を走り回っている。
 ペグを打ちつけるそばにやってきて、首をかしげてものめずらしそうな顔をすれば、ツーバーの着火音に驚き、燃料タンクのポンピングの邪魔をする。何もかもがアニーにとっては初めての経験なのだ。
 やがて設営が終わり、ぼくたちはのんびりとした短いキャンプ生活に入った。

by kingminoru | 2005-12-04 06:46 | ワンコ&ニャンコ